ぼくが宇宙人をさがす理由

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  • 旬報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845112784

作品紹介・あらすじ

宇宙少年だった著者。ひきこもりやつまずきの数かず。そんな著者が世界15カ国の科学者たちのリーダーになって、"宇宙人さがし"の大作戦にとりくむ-。SETI(地球外知的生命探査)をおこなう著者のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 今年中になゆたを見に行ってみようと思った。

  • 図書館のおみくじ企画で選書パックを借り、その中に入っていた一冊です。

    子どものころから宇宙が大好きだった著者。宇宙に携わる職業を夢見ながらも、中学生の時の怪我がきっかけで引きこもりとなり、高校も通信制。
    それでも宇宙に関わりたいという夢のため、何年も浪人して大学に入学し、その後高校の理科の教師を経て念願の天文台の職員となります。
    それだけでもすごいのに、更に、世界を巻き込んでSETI計画(地球外知的生命体発見の国際的プロジェクト)を成功させたりして、著者の情熱の深さが半端ではなく、感動しました。

    本書は何年か前の課題図書だったそうで、確かに夢をあきらめなかった成功例としてとても分かり易く、子供が受け取るものは大きいと思います。

    ただ、面白かったのですが、私は以前「三体」というSF小説にハマったせいか、宇宙社会学の二つの公理「暗黒森林」が頭によぎってしまい、地球外生命体を探すことの危険性ばかりを考えてしまってロマンなどは全く感じられず、違う意味でドキドキしてしまいました。

  • 私が家でゴロゴロしている間にこんな壮大なプロジェクトが行われていたとは。天文台に行きたくなる。

  • なぜ同時観測が必要なのかが分からない。大変意義深いことなのだろうけど、それが伝わってないのが残念です

  • 西はりま天文台の方が、宇宙人を捜しているという内容が大変興味深かった。西はりま天文台の施設だけではなく、世界中の仲間を募って捜す計画であるという。いつか地球外生命体が見つかる日が来るのかもしれない。

  • 不登校も引きこもりも体験した作者が、天体、宇宙への夢をあきらめずについにはSETI、ドロシー計画のリーダーとして世界中の科学者と協力していく。そこには人種の差別もない地球人としての仲間意識が、これこそ今の人類に必要なものかも知れない。

  • 面白かったです
    良い本に出会えたと感じた。地球外的知的生命体を探査する世界合同SETI、ドロシー計画。日本から始まった探査が、世界の同じ目的を有する仲間との計画になっていく。スタートまでの経過、胸が熱くなり、ワクワクした。宇宙を考えると、人種国など関係なく、地球人としてみんな同じ仲間。夢を強く願い努力すること。宇宙のロマンも感じたし、生き方も考えさせられる良い本でした。読んで良かった
    天文台に行って、宇宙や星が見たくなったよー

    イラストがかなり好み♡

  • 思春期の悩める若者に夢はあきらめなければ叶う、と伝えてくれる。

  • 科学者の自伝的な一冊。
    科学者のなかでも、地球外知的生命体について意見が分かれているのが面白い。
    個人的には、宇宙は広いし、どこかには存在するだろう、という意見です。

    ・海さえあれば生命は誕生する?
    ・生物は知性があるほうが生存に有利。だから、宇宙に知的生命は存在し得る。
    ・知的生命を電波でさがす「SETI」。

  • 地球外知的生命体を探すための世界プロジェクトを発起し、成功させた筆者が少年少女に向けて語るメッセージ。
    ワクワク感があって、情熱が伝わってきます。
    好きな事で同じ志を持つ世界中の仲間と活動できるなんて、素晴らしい。

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