意味がわかれば数学の風景が見えてくる

  • ベレ出版
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (750ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860642976

感想・レビュー・書評

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  • 大学くらいまでの数学をわかりやすく解説した本。特に、定理や公式の意味を一つの項目につき見開き2ページで説明してあり、どこから読んでも面白い。750ページもあり分厚いが、全部読まなくてもいいのでお勧めです。
    中学生でも簡単なところから読めると思うのだが、なにぶんにもこの厚さで腰が引けてしまうらしい。もし中学生が手に取ったら、数学好きになるだろうと思うのだが・・・。高校生でも、大学生でも、大人でも楽しめると思います。

  • 数教協による数学の本質、意味を伝える本。読み物としても面白いし、数学教育のヒントがいっぱいつまっている。

  • 興味を引くところを中心にパラパラと。なかなか楽しい数学本。読み終わったわけじゃないけど、とりあえず読了としておきましょう。

  • 性懲りもなく数学の本。わからないことを突き詰めたい。と思って読んでみて正解の本でした。確かに数学の風景が遠めにみえたような気がいたしました。それでもやはり確率統計の部分はわかってはいるのだけれど読むほどに混乱してしまうのはワタシの理解力の不足によるものでしょう。見開きで読み切りになっている構造もとてもよろしい。

  • 確率・統計の用語の意味を思い出すために第四部だけをさっと読んだ.それだけでも200ページ近くあるが,1トピックス見開き2ページが守られていて,定義は数式を使ってきちんとするが,抽象的な議論をさけ例で説明という部分が多く,高校で一回勉強したことがあればそれほど時間をかけずに読める.最後にエクセルの簡単な使い方がついているのもよい.

  • 例示が面白い(わかりやすいというわけではない)。もう一度読む数研の高校数学シリーズとあわせて読むと、バランスがいいかも。

  • 【新刊情報】意味がわかれば数学の風景が見えてくる 410/ノ http://bit.ly/tH2jp6 数学の技術的な訓練より基本的な考え方、部分的な詳細より全体的な風景を提示することに焦点をあて、微分・積分、数と計算、図形・空間、統計・確率の順で、基本概念の意味を解説

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著者プロフィール

野崎昭弘

一九三六年(昭和一一年)、神奈川県生まれ。五九年、東京大学理学部数学科卒業。六一年、東京大学大学院修士課程修了。東京大学助手、山梨大学教授(計算機械学科)、国際基督教大学教授(理学科)、大妻女子大学教授(社会情報学部)、サイバー大学IT総合学部教授を歴任。現在,大妻女子大学名誉教授。専攻、情報数学。著書に『電子計算機と数学』(ダイヤモンド社)、『πの話』(岩波書店)、『とらんぷ』(ダイヤモンド社)、『計算数学セミナー』(日本評論社)、『詭弁論理学』『逆接論理学』(中公新書)、『計算機数学』(共立出版)、『数学的センス』(日本評論社)、『トランプひとり遊び』(朝日新聞社)、『はじまりの数学』(ちくまプリマー新書)ほか。

「2021年 『まるさんかく論理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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