夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

著者 :
  • 文響社
4.14
  • (412)
  • (437)
  • (204)
  • (24)
  • (3)
本棚登録 : 5875
感想 : 314
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866512433

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とりあえず1〜4まで全て読んだことになりますが(ゼロがあるみたいですがこちらは未読)、やっぱり最後までガネーシャのキャラが私にはマッチせず。

    教訓としては間違ったことは言ってないけれども、やはりその教訓ありきでストーリーが展開していくので無理無理感が伝わってしまって共感しにくい。加えて今回は主人公の女性のキャラにもあまり共感できず、最後までなんだかなぁと思ってしまった。

    ただ、ラストの展開はいわゆるベタな結末ではなかったので、あーご都合主義ねーとはならなかった。

    学んだことはゼロというわけではなくて、自分でもそうだなぁと思うことはあって。これは読むタイミングとか自分の心持ちでも感じ方が違うのかもしれない。

    私は今の仕事=稼げる仕事とは別に、やってみたい仕事、興味あるけど趣味レベルかなと思っている仕事があって。ただそのやりたい仕事というのも、本当に心の底からやりたいか?と聞かれると、なんとなく情熱が足りない気がしている。前に自分の情熱を賭けた仕事の熱量を思い出してみると、そのワクワク感は今でも忘れられないし、それこそ寝食を忘れても没頭するくらい好きだった。

    その仕事の何が好きだったんだろう?まだやれてないことはないか?知らない間に避けていることはないか?いろいろと考えるきっかけにはなった。


    ガネーシャからの課題
    ・自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、それ以外は捨てる
    ・苦手な分野のプラス面を見つけて克服する
    ・目標を誰かに宣言する
    ・次の順序で一つの分野のマスターに挑戦する
    1.うまくいっている人のやり方を調べる  
    2.一度自分のやり方を捨て、うまくいっている人のやり方を徹底的に真似る  
    3.空いた時間をすべて使う
    ・合わない人をホメる
    ・気まずいお願いごとを口に出す
    ・今までずっと避けてきたことをやってみる
    ・お客さんの目線で自分の仕事に感動できるところを見つける
    ・一度儲けを忘れてお客さんが喜ぶことだけを考える
    ・自分の考えを疑ってみる
    ・自分にとって勇気が必要なことを一つ実行する
    ・優れた人から直接教えてもらう
    ・一緒に働いている人に感謝の言葉を伝える
    ・自分で自由にできる仕事を作る
    ・余裕のないときにユーモアを言う

  • 苦しみを楽しみに変えられるように、やってみよう。まずはやってみる!

  • Audiobookで聴きました。
    夢をかなえるためには痛みを伴うので、それ以上の歓びを自分で見つけないと行けないんやね。
    Audiobookとして秀逸の面白さだと思います。

  • 他のシリーズに比べてなぜかAmazonのレビューが少なめだが、私は好き。
    主人公がすがる系の子のわりにガネーシャへの言動がキツかったりするからかも?感情移入できない人もいそうだし、女性主人公の恋愛と仕事が主ストーリーになるので男性には合わないのかも。

    終盤のガネーシャから主人公への声かけが優しさに満ちていて泣いた。

    私は「今まで合っていた人と合わなくなったのはステージが変わったからだ」というつまり「自分が上のステージに登ったから離れても仕方ない」的な考えが嫌いなのだが
    『「周囲の人間関係を断ちなさい」ということは、つまり「あなたが成功していないのは、周りの人のせいなんですよ」ということを暗に言っているらしい。』
    といった文章を読んだ時、ここに嫌いな理由が集約している気がして勝手にスカッとした。
    やはり、良くしてもらってた人を下に見る言葉なのだなと感じた。

    ガネーシャ最高!と思ったセリフ↓
    「ワシとかもな、他の神様連中から『神様としての仕事全然してねえじゃん』的なことよう言われんねん。(中略)ワシは、神様になりたてで不安な子らに『こんな神様がいるなら自分もなんとかやっていけそうだ』ちゅう自信をつけさせてんねんな」 

  • 読んだ後に自分で何が出来るか、、、

  • まぁ役に立つ

  • 新感覚の自己啓発系小説。苦しみを越えた先に得られるものを言葉でだけじゃなくて体現させることでより身に染みたり実感できるというガネの方針に納得。ガネの教えの1つひとつが、自分に置き換えて実践できるシンプルなものばかりだった。特に印象に残ったのは、もう限界だと思うほど苦しいときに"想像力"を働かせる、目に見える形でその先に得られるものを置いておく、こと。苦しさを楽しさが上回れば、努力が苦行じゃなくなる。挫折しそうになった時に人間、意志が弱いからできないんだと思いがちだからこそ実践してみたいと思った。

  • 何をやってもうまく行かない女性が自分を変えるために果敢にチャレンジして幸せを掴む物語。
    随所に散りばめられたガネーシャの課題は基本的ながら大事な教えになっており自分の教訓としても役に立ちます。

    --------------
    自分の持ち物で本当に必要なもの以外は捨てる
    苦手分野のプラス面を見つけて克服する
    目標を誰かに宣言する
    次の順序で1つの分野のマスターに挑戦する
     1.うまく行っている人のやり方を調べる
     2.うまく行っている人のやり方を真似る
     3.空いた時間を全て使う
    合わない人を褒める
    気まずいお願い事を口に出す
    今までずっと避けてきたことをやってみる
    希少価値を演出する
    あえて自分の不利益になることを言って
    信用してもらう
    周囲の人間関係を断つ
    お客様の目線で自分の仕事に感動できる
    ところを見つける
    一度儲けを忘れてお客様が喜ぶことだけを考える
    自分の考えを疑ってみる
    自分にとって勇気が必要なことを一つ実行する
    優れた人から直接教えてもらう
    一緒に働いている人に感謝の言葉を伝える
    自分で自由にできる仕事を作る
    余裕の無い時にユーモアを言う
    客を中毒にする
    目の前の苦しみを乗り越えたら手に入るものを
    できるだけ多く紙に書き出す
    欲しいものが手に入っていくストーリーを
    考えて想像を膨らませる
    手に入れたいものを「目に見える形」にして
    いつでも見られる場所に置く
    自分流にアレンジする

  • 幸せは思い描いた絵ではなく、思わぬ形で手に入る

  • 0、1、2に続けてこちらも完読。
    いやあ、これも一冊長かった(笑)

    個人的には前のに比べたら、進展スピードがちょっとスローだったりストーリーの内容が(稲荷を売るという謎の設定)が引っかかったりで、前版には劣るかなあというのが率直の気持ち。

    ただ3で出てくる主人公が戻ってきたりとか、順番に読んでらからこそ楽しめた部分はある。

    人生、失敗はない。
    頂点にいくために間違った道を知れただけ。
    そして頂点に立った時には、あの時は無駄じゃなかったと腑に落ちる。

    本当にそうなんだろうなあ。

    今回の主人公は女性だったけれども、性別が故のストーリーの差は感じなかった。

    「バージンロードに入る時、花嫁の特権がある。それは、周りが自分に注目を集める中、自分だけが新郎の表情を見つめることができること」

    上記、覚えとこっと。

全314件中 121 - 130件を表示

著者プロフィール

愛知県生まれ。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズほか、『雨の日も、晴れ男』『顔ニモマケズ』『運命の恋をかなえるスタンダール』『四つ話のクローバー』、共著に『人生はニャンとかなる!』『最近、地球が暑くてクマってます。』『サラリーマン大喜利』『ウケる技術』など。また、画・鉄拳の絵本に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

「2023年 『夢をかなえるゾウ4(文庫版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水野敬也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×