おせんとおこま

著者 :
  • ブロンズ新社
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本棚登録 : 54
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893096180

作品紹介・あらすじ

野性味あふれる少女を描く、飯野和好の新境地。おせんは、街道ぞいにある茶屋の看板娘。ある日、かご売りにきた山わたりの娘、おこまに出会います。おこまがくれたかんざしを髪にさすと、ふわっとからだがふくらむような、ふしぎな力がわいてきて・・・。出会いがあって、新しい世界がひらける、少女たちのおはなし。

感想・レビュー・書評

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  • はじめ、ふたごか兄妹かと思った。
    おこまって女なの?男かと思った、なんとなく。
    M8

    茶屋の娘おせんとやまわたりの娘おこま。
    山での2人の姿が可愛くて、お互いの生きる道の違いがせつない。
    山の緑が深くて、動物が可愛くて、彼女たちの表情が、視線がきれい。

  • おせんとおこまは、たくましい「山渡り」のむすめと里の茶屋のむすめ。立場が全然違うけれど、仲良くなった。リキも懐いた。
    やがて渡りの時期が来て離ればなれに、それも定めなんだね。

  • 飯野さんの画が 二人の 良さを 引き出してる♪

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著者プロフィール

1947年、埼玉県秩父生まれ。「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で、第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう その1 とうげのまちぶせ』(福音館書店)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞。『みずくみに』(小峰書店)で第20回日本絵本賞受賞。著書に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『おふろ、はいる?』(あかね書房)、『おせんとおこま』(ブロンズ新社)、『スサノオ 日本の神話』『天の岩戸アマテラス 日本の神話』『因幡の素兎オオナムチ 日本の神話』『スサノオとオオナムチ 日本の神話』(小社刊)など多数。近著に『ぼくとお山と羊のセーター』(偕成社)がある。

「2023年 『飯野和好 日本の神話 全5巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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