地球環 (ハルキ文庫 ほ 1-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
4.11
  • (4)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894567818

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • <閲覧スタッフより>
    【堀晃氏作品】
    7月12日に開催される交流文化研究会にて講演いただくSF作家・堀晃氏の作品を集めました。講演会のお話とともに、ぜひ手に取ってみてください!

    --------------------------------------
    所在記号:文庫||913.6||ホリ
    資料番号:10224292
    --------------------------------------

  • 情報サイボーグ集大成

     堀晃氏の作品に占める大きなふたつのテーマ「情報管理官」「トリニティ」のうち、前者を一冊にまとめたものがこの作品。
    (ここがとても詳しく、正確)

    後者は「遺跡の声」
    にまとめられている

     <情報省>という概念を創造し、そのエリートたる<情報管理官>を活躍させ、終焉や停止問題まで描ききった著者のアイデアと根気には脱帽である。

     作品は「恐怖省」「地球環」「最後の接触」「骨折星雲」「宇宙猿の手」「猫の空洞」「蒼ざめた星の馬」「過去への声」「宇宙葬の夜」「虚空の噴水」「柔らかい闇」「バビロニア・ウェーブ」が収められている。順不同であるが、最後の3篇が本書だけに収録されている作品だ。

     もちろん、最高傑作は超生命体「バビロニア・ウェーブ」だろうと思う。しかし、未来の記憶を持つラーゴキャットを描いた「猫の空洞」もとても新鮮だった。

     いやぁ、いつ読んでもハードSFは面白い。

  • 情報サイボーグ・シリーズの集大成がハルキ文庫より!!

    買いだ!!

    長編原型の短編「バビロニア・ウェーブ」まで収録されている!!! q(T▽T)p


    と狂喜乱舞したのはおいらだけでは無いはず。


    トリニティー・シリーズは一冊になっていたのだが、こちらは・・・・・・だったのでw


    単行本で持ってる、と言う方にもお勧め。

    何故なら、単行本未収録作品も収められているからw

    キタデェキタデェ(゚ω゚〇≡〇゚ω゚)キテモタデェー!!!


    日本が誇るハードSFの第一人者にして、第一回日本SF大賞受賞者の一、集大成。

    どうぞお楽しみください。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1952年 山口県生まれ、画家
山口県下関と奄美大島とで絵画制作中

現代日本絵画展大賞 昭和会展優秀賞 モダンアート展協会賞 小林和作賞 山口県芸術文化振興奨励賞 損保ジャパン美術財団奨励賞受賞者展優秀賞 リキテックスビエンナーレ展受賞 安井賞展 明日への具象展 具象絵面ビエンナーレ 日本青年画家展 現代美術選抜展 両洋の眼・現代の絵画展 前田寛治大賞展 プサン青年ビエンナーレ テグアジア美術展 その他多数

個展:北九州市立美術館、下関市立美術館、日動画廊、日本橋三越本店、中宮画廊ほか多数
収蔵:下関市立美術館、大分市立美術館、東郷青児美術館ほか多数
出版:エッセイ集「波打ちぎわ」パステルスケッチ集「加計呂麻」

「2008年 『今夜も眠れないこの島で 奄美からの手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀晃の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×