ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~

  • アチーブメントシュッパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902222807

感想・レビュー・書評

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  • 2002年2月に卒業旅行で訪れたのがスペインのパルセロナだった。カンプノウスタジアムで試合観戦したが、当時はクライファート、リバウド、サビオラのトリオが活躍していた。

    しかし、成績はイマイチだったと記憶している。本書で書かれていた経営側の問題点があった時代なので、リアリティがあって、頭に入ってきやすく面白かった。

    ビジネス書という観点からも興味深い本であった。

  • サッカープレイヤー視点で描かれた本は数多くあるけど、ビジネス視点(フロント)で描かれた本は稀ではないだろうか。

    02-03シーズン、リーグ6位の成績に低迷したバルサを再びチャンピオンの座に戻すための対策をフロントがどう実行したかが書かれてあって興味深かった。

    ロナウジーニョのバルサ移籍への過程など、03-08シーズンの間でのバルサであった実際の事例を元にクラブ経営、チームマネジメント、選手の給与、他国リーグとの移籍交渉などが書いてあるから、サッカーファンには面白く読めること間違いなし。

    「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

    勝てるチームを作るには才能のある選手や監督だけでなく、チームコンセプトを提示し、それを実行できる優秀なフロントが必要不可欠。

    選手、監督、コーチ、フロント、サポータが一緒になるからこそ強いチームが生まれることを実感。

  • ビジネスマンとバルサ好き必読!
    ビジネスとしてのサッカーをみられる。

  • サッカーはマネージメントである。3
    本格的スポーツマネージメント。バルセロナの躍進の影。
    サッカーを知的にマネージするなんて、なんてエキサイティング。

  • ビジョンこそ組織の根幹を成すものだ。FCバルセロナは「クラブ以上の存在」というビジョンを掲げ定義を明確にしそのビジョンに基づく経営を行っている。本書はサッカーファンはもちろんビジネスマンが読んでもおもしろい内容になっていると思う。もちろんサカつくファンは必読だ(笑)

  • 世界的サッカークラブ、
    FCバルセロナが手がけるマネジメント術を
    詳細に語っている本。

  • バルセロナが都市として好きで、従ってバルサも好き。それでついついタイトルに惹かれて購入。一般的な話が多く、バルサの裏事情は少ない。まぁこんなものでしょう

  • サッカーの話なので、一般のビジネスのケースに比べて理解しやすい。

  • 世界的なサッカーチームが世界進出を計画した際のマーケティング戦略が詳しく紹介されている。
    話題になった移籍の裏話もあって、趣味と実益を兼ねてスラスラ読める内容。

    1 サッカーの需要はどれくらいか?
    2 ファンの購買力はどれくらいか?
    3 競争のレベル、ファンの規模はどれくらいか?

    南米は1は多いが、3は地元チームへの関心の方が強い。
    北米は1が少ない。また、3も他のスポーツとの競争になり魅力がない。
    アフリカは2が弱い。
    以上より重要エリアはアジアとなる。

    ビジネスでも使える部分も多い。

    ・チームが機能するまでには、「形成(組織化、構成)」「混乱(争い、不和)」「統一(確立化)」「機能(実行、結束)」の4つの段階を経る。

    ・「努力をしていれば、インスピレーションは向こうからやってくるのだ」byピカソ

    ・「懸命に努力をすることで、すでにライバルの半数よりも先を行っている」byリー・アイアコッカ

    ・経済的な保証は仕事への満足感を満たす衛生要因

    ・イノベーションのヒントは、顧客に「何が欲しいか」と尋ねても得ることはできない。それよりも顧客の購買活動や生活スタイルを観察し、顧客の身になって感じ、体験することが大事。

  • スポーツ業界の仕組みを知るには面白い。
    収入源は、観客動員、TV放映料、そして、ライセンス。

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