落語絵本 五 おにのめん

著者 :
  • クレヨンハウス
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本棚登録 : 469
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906379903

作品紹介・あらすじ

舞台は関西。お春は、親元を離れて荒物問屋で奉公している女の子。
「おかん」が恋しくなると、「おかん」そっくりのお面を見ては寂しさをまぎらわせていた。
ある日、いつものようにお面を見に行くと、な、なんとそのお面にはおそろしいことが!!
女の子が主人公と言う、めずらしい上方落語。
旧暦では、立春の頃が新年のはじまり・元旦で、節分はいまの「おおみそか」にあたります。
年末年始、奉公先から休みをもらい、里の実家へ帰るのがたのしみなのは、昔から変わらない慣わしです。

感想・レビュー・書評

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  • おたふくのお面が、おにのめんが福をよんだ!

    お春の誠実さもその運を引き寄せたんだろう。

    落語絵本もおもしろいな〜

  • 2月の読み聞かせで使用。
    落語絵本は中学年以上のどの学年にも使いやすくてよいですね。
    このお話もとてもよい。お母さん思いの女の子が主役。最後のオチ、わかったかなあー、と少々気になるものの、絵の迫力と関西弁の言い回し軽妙でみんな楽しめると思います。

  • お店に家から行こうとしたときに、大八車にのせていなかったらぬすまれたものはとりかえせなかったから、よかったなーと思った。

  • 読み聞かせ時間:約8分

  • らくごえほんハマり中
    こちらも大変気に入っており、何度も読みました。

  • 読了

  • 荒物問屋で働くお春は、道具屋の店先に置いてあるお面の顔が田舎のおかんにそっくりで、毎日見にくるお春に、道具屋の主人がお面を譲ってくれることに。
    お面を箪笥にしまって、度々眺めていたお春に、荒物問屋の若旦那が気づいて、お春を驚かそうとコッソリお面を取り替えた。

    いつもの笑いとは少し違うお話しで、もっと彼らが驚くシーンをガツンと描いたら印象が違ったのかも。
    この絵本のシリーズ、毎回ちょっと違うんだよなあ。
    タイトルと表紙の絵でついつい手にとってしまうんだけど。
    でも、読み終わって落語が見たくなるというのは、狙いどおりなのかな。

  • 3歳5ヶ月。よんで〜、と何度か持ってきました。

    とんちが効いた話というより、良いお話感が強かったです。
    ときそばのようなゲラゲラ笑えるようなお話を期待してたので、少し残念。

  • よかった

  • 2022.03.13 読了。

    落語絵本。
    時代小説は時代劇を観たことがない為、
    情景が浮かんでこなくて読めないのだけれど、
    この川端誠さんの落語絵本シリーズは絵本で読めるので非常にわかりやすい。

    最後のオチのフリがよくわからなかったが、
    スッキリ終わって良かった。

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著者プロフィール

1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。

「2024年 『ねこのさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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