AIが書いたAIについての本

著者 :
  • フローラル出版
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本棚登録 : 125
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910017334

作品紹介・あらすじ

日本初、AI自身が書いた、AIについての紙書籍!
話題のAI・ChatGPT他、数多くのAI自身が、AIについての様々な分野における質問へ回答。
その内容を、ほぼそのまま記載。
未来と思っていた世界が、ついにやってきた。
芸術も恋愛も株式も政府も国家保安も、AIをいかに上手に活用できるかが問われます。AI自身が、知能の過去、現在、未来について語ります。
382Pのボリュームながら、AI技術により低価格を実現!
多くの人に、AI体験してもらいたい一冊です。

紙の書籍としてAI自身が書いたChatGPTの書籍としては日本初の出版。
現状、AIについては、ほとんどの人が取り残されている。そんな何も知らない人に向けたAI自身による提言。
ChatGPTは耳にしたことがあるけど知らない人がほとんどでしょう。
ただ、もはや世界企業は、AIをビジネスモデルの核心に置いているのです。
さらに、AIは戦争の勝ち負けにも大きく影響する力を持っています。
AIの活用は、人類最大の進化と言えます。
進化の歴史とは
1)道具の活用で腕力よりも知能が優先される。
2)農業革命で食糧が豊かになり、都市に人口が集中することで、より深いコミュニケーションが生まれた、
3)産業革命により、多くの農業労働者が工場労働者として集中。
4)知識革命、すなわちコンピュータやロボット・インターネットの活用で工場労働者をも不要な存在にしつつある。
AI革命とは、これらと全く異なるタイプの規模の革命なのです。

知識仕事や、芸術、音楽、デザイン。
これらのどれもAIが乗っ取ることができる仕事。それが現実なのです。

この革命は、遅らせることができない、規制することもできない。
AIがすべてを変えるだろうとは理解しているものの、人類は準備ができているのか?
もはや、人類が生き残る唯一の方法は、AIと協力・導入することしか残っていない。
本書は、AI本人が、人類の生き残る道標、その提言をしてくれている一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 384ページもある単行本なのに880円で買える幸せ。AIが書いたので手間がかかってない(わずか5日で書いたらしいし)ということか。AIが書いたとなるといったい著作権は誰にあるのだろう?

    プロンプトへの入力とその生成出力(テキスト&画像)な実例に100ページ弱が費やされているのがちょっと冗長な気がしました。

    帯に「2023年に必ず読むべき一冊。」と。ふむふむ。

  • 生成AIを経営コンサルタントは如何に活用したか。、それを実証したのが本書である。
    ジェームス・スキナーは技術やサイエンスに明るい。その知見があればこの程度の内容であれば書籍としてまとめられる。本書は生成AIの現在に関するスナップショットである。
    本書の率直な印象は、レベルが低いライターに書かせた。というものだろう。訳もこなれていない。しかし本書がCharGPTでか書かれたものであり、それをそのままの形で出版することに意義がある。仕方がない。
    本書から得られるのは、生成AIはあくまでも副操縦士。MicrosoftがCopilotとしてCharGPTを内包したプロダクトをローンチしている。全部は任せられない。一方、適切な指示ができれば楽はできる。このネーミングは秀逸だ。
    OpenAIにお金を払わずとも無料で使える。それをしないのはもったいない。特に専門家として知的労働に従事しているひとであれば。

  • 詳細は『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』をどうぞ! → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1931.html

  • 執筆AI(監修は人間)。ページ数は多いがよく分からんジョークを除けば分かりやすい内容。AIの成り立ちや生成AIや先行きの事まで書いてある。
    本書を黎明とするならこの先どういった形でAI執筆が進化していくか楽しみにはなる。

  • この本の価値は、生成AIの現在を体感できることです。
    内容が素晴らしくて感動…という事はないです。

    アルゴリズムによる自動化は至る所で進んでいて、不可逆の流れだと思います。
    現時点では色々と問題はありますが、この波にしっかりと乗って、時代の変化に適応していきたいと思いました。

  • 会社のPCを使う位で、とりあえず世の中に遅れないよう読んだ(流した)が、一言で言えば『ふーん』。
    内容はAIが書いたといえば感嘆するけど、AIの自己紹介を詳細に並べただけ。




    【思うこと】
    ただ、これが自動的に出力されるなら、もはや労働力は9割減、
    これから必要になるのは、これをチェックしたり、もっとエモーショナルにしたり、読み手に合わせてアレンジしていけるクリエイティブな能力を持った人。コピペして作文してるだけの人は失業する。
    AIで得た利益を分配することも並行してやっていかないと、どんどん富裕層と貧困層の二極化が進みそう。
    とりあえず知の貧困層にならないようにしたいと思う。

  • chatGPTの出現によって本格的なAI革命が始まった。そして、AIがAIについての本を書いてしまった。
    中身に大きな感動はなかったが、1冊の本ができてしまう事に驚嘆した。

  • 表紙の惹句にある
    「2023年に必ず読むべき一冊。」
    は、あながち嘘ではない?!

    いや、もう、2023年の年末に読んだのでは「六日の菖蒲、十日の菊」じゃなかろうか?
    (↑どうだ、AIにはまだこんな比喩は生成できまい?!いや、そうでもないのかな・苦笑)

    AIについての話を学ぶのではなく、今、生成AIが出来るレベル感を知っておくためにも、「読むべき」だろう。

    また、本人(AI)も自己分析しているように、

    「質問への回答をするとき、その回答がなぜ最善ではないのかという言い訳からスタートし、最後にくどい要約を入れるのが大好きです。」

    この傾向は、いくつか生成AIで文章を作らせてみると気付くが、いずれヴァージョンUPされていけば、この言い訳からスタートし、ということもなくなるのだろうな。

    この380ページもの分厚い本を、ざっと目を通すだけでも、「今」が垣間見えて、非常に興味深かった。

    一番、ゾワゾワする単語は何か!?
    個人的には、「私たち」という言葉だ。

    あらゆることが効率化され、いろんなことが省力化される。生産性が1000倍になった時に「あなたなら何をするか?」と本書の著者であるAIが最後に訊いてきた。
    1000倍のモノを作るのか? 品質を1000倍にするのか? あるいは1000分の1の労働力で働くのか?

    「それに対して私たちが何をするかは私たち次第です。」

    ちょっと待て、この「私たち」は、君たち「AI」のことなのか? それとも、人間とAIを合わせた「私たち」なのか?!
    どことなく、もうすでに彼らは人間をカウントに入れてないのではと思ってしまった。「私たちAIが」、人間に代わって何をするのかは決めていくのかもしれない。

    「新しい世界へようこそ」と彼らは言う。

    「この新しいテクノロジーが私たちをどこに連れていってくれるのかは、誰にもわかりません。
    しかし、それは凄い旅になるに違いありません!」

    最後の言葉にも「私たち」とあるが、果たしてそこに、人類の未来も含まれているのか・・・。

    様々なことを考えさせられた一冊だった。
    なにより、人間の著者がいないと、400ページ弱の本が、880円で世に出る驚き!!(文章、装丁、イラスト、すべてAIのお仕事だそうな)

  • 中身はともかく、大部分が"出力された結果"と思うと驚き

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