ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]

監督 : ラース・フォン・トリアー 
出演 : ビョーク  カトリーヌ・ドヌーブ  デビット・モース  ピーター・ストーメア  ジョエル・グレイ 
  • 松竹ホームビデオ
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105016170

感想・レビュー・書評

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  • 最大の愛は、自転車を買ってあげたり、愛してると伝えたりすることではない。
    息子の幸せだけが彼女の生きる目的で、それを立派にやり遂げ、大きな愛を貫いたんだから、悲しいけど誇れる人生だ。

    ハッピーなミュージカルシーンでもどこか重苦しい空気。目を背けたって現実からは逃げられないと、ちゃんと分かっているからなのかな。

  • あまりいい結末ではないということは事前情報で知っていた。だから覚悟して見てみた。
    そんな半端な情報だけは知ってたもんだから、手ぶれの映像にいちいちヒヤヒヤする。

    中盤のシーン、起承転結でいう転のシーンが、とても苦しくて痛々しくて。もうこの映画は絶対二度と見ないでおこうと誓った。
    なんならこの続きも見たくないってくらい辛かった。だけどどうなるか気になる…って事で、メンタルがえぐられるのを感じながら最後まで見た。
    最後の方は看守さんに感情移入してしまった。というか、きっとそういう作りなんだろう。

    最後の最後に空想じゃない現実で『最後から二番目の歌』を歌えた。息子の目の手術も成功した。
    救いにもならない救い。
    やっぱりもう二度と見たくない。でも、きっと、とても心に残っちゃう作品。

  • 高校生の頃に見たときは良さがよくわからなくて、とにかくひたすら落ち込んだことをすごく覚えていて、
    それから大人になってラースの作品の良さに気づき、今ダンサーインザダーク見たら…もう凄すぎて、鳥肌モノ。ビョークすごいよ。
    ラストの喪失感がやばい。一気にきた感じが、最後から2番目の歌から一気に絞首刑で、呆然としながらも涙が止まらなかった。
    ある意味でのトラウマ。また10数年経ったら観たくなるだろうな。名作

  • 観るのがここまでつらいとは。
    ミュージカルを愛する姿が観るものまでをもより極限まで追いつめる。

  • 重い。でも時々ミュージカル調で救われる。主人公が音楽に救われたように。

    子供を前にして、自分を犠牲にする母親の姿を過激に描いている

  • 10.30/08.28.大学生ぶりに自宅鑑賞。相方にはいまいち伝わらず。ずるずる落とし穴にハマっていく主人公。周りの人含め貧困だったのか?金があれば解決しそうな気もしないが、ビョークのやりたいことは通じたので救われたのだろうか。極限状況でもリズムだけが救い。

  • ラストのセルマが息子を思って歌うシーンで思わず号泣。なんて素敵なの。
    セルマが死を免れる方法はたくさんあったはずなのに、彼との約束、息子への愛情を貫いた彼女の愛情の深さに心打たれました。

    そんな彼女の強さの秘密は想像力でした。
    様々な障害を背負っても心の中だけは誰にも縛られない、自由で可愛いセルマに夢中になりました。

    高校生の時に初めて見て、なんて陰気な映画だ!としばらく見てなかったのですが、久しぶりに見てとっても気に入ってしまいました。

    自分の心も少しは成長しているのね。

  • 悲しすぎる…映画館で観て以来、このサントラが聴けなくなってしまいました。

  • かなり評判良かったので昔観た。
    残念ながら全く感情移入も同情も出来なかった。
    えっ、自業自得なんじゃ…とすら思った。
    やりきれない、救いようのない悲しさなら私の観た数少ない映画の中では「私は貝になりたい」の方が上だな。

  • 鬱作品撮らせたら天下一のラース監督の作品が暗くない訳ない。でもこれ観た当時はラース監督=鬱作品だと知らずに観てしまい、鬱・・・。同じ鬱作品でもメランコリアの方が映像的に美しい気がする。
    こちらは生々しい。

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