- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988105016170
感想・レビュー・書評
-
最大の愛は、自転車を買ってあげたり、愛してると伝えたりすることではない。
息子の幸せだけが彼女の生きる目的で、それを立派にやり遂げ、大きな愛を貫いたんだから、悲しいけど誇れる人生だ。
ハッピーなミュージカルシーンでもどこか重苦しい空気。目を背けたって現実からは逃げられないと、ちゃんと分かっているからなのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまりいい結末ではないということは事前情報で知っていた。だから覚悟して見てみた。
そんな半端な情報だけは知ってたもんだから、手ぶれの映像にいちいちヒヤヒヤする。
中盤のシーン、起承転結でいう転のシーンが、とても苦しくて痛々しくて。もうこの映画は絶対二度と見ないでおこうと誓った。
なんならこの続きも見たくないってくらい辛かった。だけどどうなるか気になる…って事で、メンタルがえぐられるのを感じながら最後まで見た。
最後の方は看守さんに感情移入してしまった。というか、きっとそういう作りなんだろう。
最後の最後に空想じゃない現実で『最後から二番目の歌』を歌えた。息子の目の手術も成功した。
救いにもならない救い。
やっぱりもう二度と見たくない。でも、きっと、とても心に残っちゃう作品。 -
高校生の頃に見たときは良さがよくわからなくて、とにかくひたすら落ち込んだことをすごく覚えていて、
それから大人になってラースの作品の良さに気づき、今ダンサーインザダーク見たら…もう凄すぎて、鳥肌モノ。ビョークすごいよ。
ラストの喪失感がやばい。一気にきた感じが、最後から2番目の歌から一気に絞首刑で、呆然としながらも涙が止まらなかった。
ある意味でのトラウマ。また10数年経ったら観たくなるだろうな。名作 -
観るのがここまでつらいとは。
ミュージカルを愛する姿が観るものまでをもより極限まで追いつめる。 -
重い。でも時々ミュージカル調で救われる。主人公が音楽に救われたように。
子供を前にして、自分を犠牲にする母親の姿を過激に描いている -
10.30/08.28.大学生ぶりに自宅鑑賞。相方にはいまいち伝わらず。ずるずる落とし穴にハマっていく主人公。周りの人含め貧困だったのか?金があれば解決しそうな気もしないが、ビョークのやりたいことは通じたので救われたのだろうか。極限状況でもリズムだけが救い。
-
ラストのセルマが息子を思って歌うシーンで思わず号泣。なんて素敵なの。
セルマが死を免れる方法はたくさんあったはずなのに、彼との約束、息子への愛情を貫いた彼女の愛情の深さに心打たれました。
そんな彼女の強さの秘密は想像力でした。
様々な障害を背負っても心の中だけは誰にも縛られない、自由で可愛いセルマに夢中になりました。
高校生の時に初めて見て、なんて陰気な映画だ!としばらく見てなかったのですが、久しぶりに見てとっても気に入ってしまいました。
自分の心も少しは成長しているのね。 -
悲しすぎる…映画館で観て以来、このサントラが聴けなくなってしまいました。
-
鬱作品撮らせたら天下一のラース監督の作品が暗くない訳ない。でもこれ観た当時はラース監督=鬱作品だと知らずに観てしまい、鬱・・・。同じ鬱作品でもメランコリアの方が映像的に美しい気がする。
こちらは生々しい。