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- / ISBN・EAN: 4959241980243
感想・レビュー・書評
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父母の無愛想さ、父の権力の強さ
男女の関係、結婚観
都会と田舎の対比
描き方に時の流れを感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私が高校生のときに公開されていた映画。
見ないままにこの年齢になってしまった。
私には小学校の自分も、27歳の自分もやってこない。
当時何を思っていたのかもしっかり記憶にあるわけではない。
だから未婚のままでこの年齢になってしまったのかもしれない。
当時の27歳はこんなにも結婚を急かされていたんだなぁ。。。と思いながら見た。今でもそうなのだろうか?
劇中にかかるハンガリーの音楽が素敵。
紅花染めも興味深い。
子供の頃の自分が、今の自分を後押ししてくれることなんてあるのだろうか。当時を振り返り、自分を見つめた人だけが経験できることなのかな。 -
1991
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2016新春、北米初劇場公開!
というめでたい機会のお仲間に加えてもらう事となった。そもそも12月に実施されていたTHE COMPLETE STUDIO GHIBLIというシリーズは本作の公開を盛り上げるための仕掛けという位置づけだったようで、そんな自分はまんまとそれに乗ったかたちであったが、まぁたまにはそんなノリ、あってもよいではないか。
なにやらキャストには若手ハリウッド女優も起用されていたらしいが、もちろんの日本語版鑑賞。本作を鑑賞した際には「高畑監督お家芸、プレスコ登場!」と言われても反応できない状態であったのであるが、鑑賞後にそれを知ると前例であった「火垂るの墓」とも併せてなるほどという箇所があちこちにあった。おもに会話と会話の間に挟まれる普通のアニメではみられない感嘆や相槌及び不思議な間のたぐいのことを言っている。確かに手間がかかってる分こうしたリアリティを追求しがいのあるテーマの作品においては効果は絶大。
なにかとほうれい線が話題になるの主人公のデザインは、実在の人物を元にしていたからということを知り一部納得するも、いや、当時の今井美樹のそれを黒い線で描かれても困る…というのが正直なところ。ただ山形の人々のその表情は確かな効果が感じられ素晴らしかった。
2010年代も後半になって60年代後半と80年台前半とを写実的にとらえた90年代前半のアニメ作品として観ると、歴史的な資料としての価値のほうが高まる。現存テープが残っていなかったひょっこりひょうたん島をアニメの中で再現したといううんちくを読んで驚愕、確かにクレジットの中山千夏もきちんと読み取れました…。
劇中から流れ出る都はるみの曲を聴いた時は「男はつらいよ」のマドンナ役でのその当時の姿の記憶が鮮明だったのもあり口角も上がったが、エンディングテーマでのそれは完全スルー
orz…
惨敗です。ベッド・ミドラーから要復習かな…。 -
ものすごく久しぶりに見た。
タエ子の顔が時々ひどく不細工に見えるのは
私だけだろうか?
ストーリーは今ひとつ印象に残らないんだけれど
紅花が印象的で山形といえば私の中では
さくらんぼと紅花だ。 -
1991年日本(ジブリ)
今井美樹、伊東正博、柳葉敏郎
高畑監督作品です。
いいんです、おもしろいし、、、内容もいい♪
でも何だかなぁぁリアルな顔がちょっと気持ち悪いのと(口の動きとか)あと声優さんギバちゃんと、今井美樹が、、、
声に特徴ありすぎて彼らのリアルな顔が思い浮かんでしまって入り込めなかったのが残念。 -
歳を重ねて
「いいな」と思えるようになった作品。 -
ぽろぽろするおもひでは悪くはないの。
たえ子は、可愛い。
さぁ、大人のゆるい恋愛物語を始めますよ。という導入が前に出過ぎてて、ダサいのは時代のズレだけだったと思ってたけど違うかった。
自意識と自己顕示欲まみれ、それでも会話が成立してるから、人によりけりなんだ。
たまに出るリアルな皺には、戦慄。そこは、嘘でいいのに。
畑で笑う百姓の笑顔も、描き過ぎてホラー。悪魔の化身かと思った。
駿の作品と、まるで逆やねん。
考えなアカンところで向こう見ず、そして、触りたいのに理由など要らないし、触れればいいのに。 -
東京のOLになった妙子は、小学校5年の頃の自分の記憶を連れて、田舎に旅に出る。
このままで良いのかなと、どうも"幸せ"とは言えない日々を過ごしていた妙子が
小学校5年生の自分を見つめ直す。
あの時の甘酸っぱい記憶とか、何もかもを潰したくなるような悔しい記憶、純粋な希望が訳もなく葬り去られた時の儚い記憶、本心をザクッと突かれた時の真っ黒な記憶とか…
全てが蘇って27歳になった大人の妙子を包み込む。
時が経ち、何でもうまく立ち回れるようになって、妙に賢く自分を騙し誤魔化すことに慣れてしまった大人になった自分は
あの頃の自分に自信持って会えるか?
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私は会えないと思った。
情けない自分が申し訳なくて、昔の自分に顔向けできない気持ちでいっぱいになる。
何やってるんだろうって。
いつまでも小さくて情けない自分だけど、過去・現在の自分と何度もゆっくり時間をかけて対話ができたのなら
未来に向けて少しはマトモに、少しは誇りを持って進む一歩を踏み出せるのかなと
勇気をもらえた。
子供の頃に観た時はとても退屈だと思った作品だけど、
会社で働くようになって自分を見失ってしまった今の自分にとっては、
ものすごく強いメッセージになって、この作品が帰ってきてくれた気がする。 -
これも父親が好きな作品だった。
当時見たときはよく分からなかったし、見返そうと思ってるんだけど、なかなか購入出来てない。