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- / ISBN・EAN: 4933364610980
感想・レビュー・書評
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おこってしまった不幸な出来事。それでも生きている自分。変えられない過去。そこからの延長線上である現在。その現在にいる自分とかかわりのある人。もう前のように生きられないし、かかわれない。それでも生きている。
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人の魂の重さは21グラム。ってタイトルの意味を聞いて、見たくなった。丁寧に作ってあると思うけど、私はどうもこういうの見ると「だから何?」とめんどくさくなってしまう。
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死→生→死→生の連鎖の中に、交差する人間の儚さを描く作品。
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観るのが辛かった。何度も停止しようと思ったけど耐えた。
もう観たくない。でも忘れてしまうから、また観なくてはならない。
人は加害者にもなる可能性があるんだとハッとさせられた。 -
これだけ痛い内容で、最後の哲学的な問いかけは何だろう。人は死んだら21gだけ軽くなる。うんぬんかんぬん。そのナレーションを聞きながら、これはむしろ死者が語っているのではないかと思った。だって死者じゃなきゃこんなに冷静に語れるはずがない。だとするなら、この21gの意味は、死者にもわからないのだろう。ただ、21gというチョコバー1本に等しい重さは、とても「人間的」な重さだと思った。
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「人は人生の中で何度生き、何度死ぬのか。 人は死んだ時、体重が21グラムだけ減るという。どんな人間でも。それは一体何なのか。いつ減るのか。」
「バベル」と同じで、日本人の「時間は直線で進む」という思い込みで見ると不満が出る映画なのかもしれない。
寸断して世界を見せる、感情移入しそうになったら次のシーン。この映画から下地ができてたのね。
全ては縁起。どこでどう繋がってるか、そんなん誰にもわからない。ただ、どんな縁があったとしてもそれぞれの人生がそれぞれに続き、終わる。
それを見事に見せてくれる映画。
映画は思ったより重厚。良作。個人的には「バベル」の方が好きです。 -
命の重さを問いかける映画。
時系列を敢えて変えてるので始めは混乱する。笑いも感動も起きないけれどテーマの深い映画