セブン [DVD]

監督 : デヴィッド・フィンチャー 
出演 : ケビン・スペイシー  グウィネス・パルトロウ  モーガン・フリーマン  ブラッド・ピット 
  • ギャガ・コミュニケーションズ
3.88
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  • (177)
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  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 913
感想 : 145
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571147371194

感想・レビュー・書評

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  • <グロい>

    キリスト教の7つの大罪をモチーフにしたサイコスリラー。死体の描写がとにかくグロいのと、ミルズ(ブラピ)の嫁が可愛い。そりゃ憤怒殺人するわな、と。




    【gooさん】

    解説

    キリスト教の七つの大罪に基づく連続殺人事件と、それを追う刑事コンビの姿を描いたサイコ・スリラー。先鋭的なヴィジュアル・センスとノイズを駆使したアバンギャルドな音響設計による、世紀末ムードが全編を覆うダークな世界観が魅惑的。N.Y.タワーレコードの店長として働きながら執筆したアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーのオリジナル脚本を、「エイリアン3」のデイヴィッド・フィンチャーが監督。製作は「マスク」「アウトブレイク」のアーノルド・コペルソン、撮影は「デリカテッセン」のダリウス・コンディ、美術はピンク・フロイドやジェネシスなどの舞台で活躍したのち、「マリリンとアインシュタイン」などを手掛けたアーサー・マックス、編集は「硝子の塔」のリチャード・フランシス=ブルース。音楽は「依頼人」のハワード・ショアで、エンド・タイトル曲はデイヴィッド・ボウイの『ハーツ・フィルシー・レッスン(心の淫らなレッスン)』。特殊メイク(死体)は「遊星からの物体X」のロブ・ボッティン、デジタル視覚効果とメイン・タイトル・シークエンスは[R/グリーンバーグ・アソシエイツ・ウェスト、デジタル・スタジオ部]が担当。主演はアクションにも果敢に挑んだ、「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のブラッド・ピットと、「ショーシャンクの空に」「アウトブレイク」の演技派モーガン・フリーマン。共演は、本作がきっかけでピットの恋人となったグィネス・パルトロウ、「黒いジャガー」のリチャード・ラウンドツリー、「フルメタル・ジャケット」のR・リー・アーメイ、「ユージュアル・サスペクツ」のケヴィン・スペイシーほか。


    あらすじ

    雨降りしきる大都会。また新たな殺人事件が発生し、退職まであと1週間のベテラン、サマセット(モーガン・フリーマン) と血気盛んな新人ミルズ(ブラッド・ピット)の両刑事が現場に急行した。被害者は極限まで肥満した大男で、汚物にまみれ、食べ物の中に顔を埋めた恰好で死んでいた。死因は食物の大量摂取による内蔵破裂。男の後頭部に付けられた銃口の痕から、何者かに、死ぬまで食べ続けるよう強制させられていたことが判明した。そして現場には、犯人が残したものと思われる〈GLUTTONY=大食〉と書かれた文字が残されていた。まもなく次の死体が発見される。凄腕で名高い弁護士グールドが、高級オフィスビルの一室で、血まみれになって殺されていた。そして現場には血で書かれた〈GREED=強欲〉の文字が……。サマセットは、犯人がキリスト教における「七つの大罪=憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食」に基づいて殺人を続けていることを確信、ミルズにあと5人殺されるだろうと告げる。「強欲」殺人の現場を再検証した2人は、壁の絵画の裏に指紋で書かれた「HELP ME」の文字を発見。その指紋は前科者の通称ヴィクターのものだった。ヴィクターの部屋に急行した捜査陣は、舌と右腕を切られた上、ベッドに縛りつけられて廃人同様となったヴィクターを発見。部屋には彼が衰弱していく様を撮影した写真と〈SLOTH=怠惰〉と書かれた紙が残されていた。グールドの部屋の指紋は、ヴィクターの切り取られた右腕で付けられたものだった。捜査は振出しに戻り、サマセットはFBIの友人の協力を得て、犯罪者に利用される恐れのある ″要注意図書 ″リストの「七つの大罪」に関する図書館の貸出記録から、容疑者を割り出そうとした。ほどなく″ジョン・ドウ ″という男が該当者に挙がった。半信半疑のまま、2人は男のアパートを訪ねるが、その時、帰ってきた男がいきなり拳銃を発射して逃げた。どしゃ降りの中を追跡したミルズを、男は待ち受けて打ち倒し、頭に銃口を突きつけるが、なぜかとどめは刺さずに去った。ジョン・ドゥの部屋からは、今までの被害者を撮影した無数の写真が発見された。大胆不敵にも、男は報道カメラマンのふりをして、ヴィクターの殺害現場に現れていた。そこへ、ジョン・ドウから挑戦の電話が入る。やがて、第4の殺人〈LUST=肉欲〉として娼婦が殺され、第5の殺人〈PRIDE=高慢〉として顔を切り裂かれて悲観した美人モデルが自ら命を絶った。そんな時、意外にも残る2件を残して、ジョン・ドウと名乗る男(ケヴィン・スペイシー)が警察に自首して来た。拘置された男の過去や身元は全く不明だった。男は自分は選ばれた人間で、誰もなし遂げなかった偉大なことを行ったと言う。ドウは、ミルズとサマセットを伴ってある場所に車を向かわせた。とある荒野で止まった一行の前に、宅配便の車が現れ、小さな箱を置いて去った。ドウはその箱の中に、ミルズの新婚の妻トレイシー(グゥイネス・パルトロウ)の生首が入っていると言い、これは彼を羨んで彼女を殺した〈ENVY=嫉妬〉の罪だとも語った。逆上するミルズは怒りにかられ、ドウに銃口を向けた。サマセットは必死で止めるが、ミルズは相手の挑発に乗り、ドウを射殺してしまう。男の目論見どおり、〈WRATH=憤怒〉の殺人をもって7つの殺人は完結した。ドウと名乗る男の正体も動機も闇と消えた。サマセットは絶望感に包まれ、再び雨降りしきる町に戻った。

  • エグイのは苦手だけどこれはいい。
    エグイけど。

  • 後味が悪い作品なのに綺麗にまとまってておもしろいと思った。

    ラストは衝撃♪

  • がーん!

  • ツタヤでまとめ借り第4弾。
    面白かった。

    「大食」とか「強欲」とか、聖書(?)にある7つの大罪の文字が現場に残された殺人事件が起こる。刑事であるサマセットとミルズが調査を始めるが…みたいなストーリー。

    頭がよくて冷酷で警察すら手玉に取るって言う犯人像から、なんとなく羊たちの沈黙のレクター博士を思い出したけど、それがあんまり良くなかったと思う。完全に羊たちの沈黙と比べながら見てしまった。この犯人にレクター博士と同じ得体の知れなさ、不気味さを求めてしまった気がする。犯人がちょっとでも感情的になったらそれでもう興ざめしてしまってた。良くない。
    ちがう映画なのにね。
    本当はもっと面白いと思える映画だったはず。

    全編を通じて漂ってた不気味な雰囲気は好きだった。
    気に入っているシーンはサマセットが、地下鉄が通過するたびにがたがた揺れるミルズの家で食事するところ。
    それまでクールだったサマセットが、不動産屋にだまされたってぼやくミルズに噴き出すんだけど、その笑い方が何ともいえず素敵だった。

  • 後味は確かに最悪、
    でも予測し得る結末だった。

    ストーリーにも人物にも見入ってしまったけど、
    事件の真相が時間を持て余した潔癖症の自己主張としか思えない。
    背景描写が無いから何か薄い気がした。

  • 95点 サスペンスの最高峰。デヴィッド・フィンチャーの最高傑作!

  • 救えないラスト。
    なんていうか七つの大罪をモチーフにしてるけど
    それに固執しすぎている気がして・・・

    理解力がないのかもしれないけど、話の背景や展開と七つの大罪がうまくドッギングしなくて消化不良。
    別に七つの大罪じゃなくて良かったんじゃないの?
    ラストのために七つの大罪利用したのって思ってしまった。

  • キリスト教の7つの大罪にちなんだ殺人が起こるサイコ・サスペンス。

    途中まではね、

    感情的に動く新米刑事と退職間近のベテラン刑事が少しずつ理解し合い、徐々に事件の核心に迫っていく刑事モノ。こういうのは大抵どっちかが死ぬ。

    みたいな映画なのか、

    7つの大罪にそって行なわれていく殺人事件を解決しようとする2人の刑事が、犯人によって人生を生きていくうえでの矛盾とかに気付かされる。観客は「ただのサスペンスだと思ってたけど、深いね~」とか思わされる。

    みたいな映画なのか、どっちかにしてやー何これなんかかっこつけ映画?

    とか思っていたのだけど・・・。

    最後まで観たら・・・いやまぁあんまり言うと面白くなくなるから言わないけど、やっぱ良い意味で観客を裏切る映画でしたね。

    まぁ、結末の部分は途中で大体分かるんけど、最後あんなふうにまとめるわけねー。良い映画だったー★は4.5だな!

    オープニングがNine Inch Nailsってのがまた合うんだなー!

    それにしてもケヴィン・スペイシーはやっぱすごいわ笑

    『ユージュアル・サスペクツ』といい今週はこの俳優にやられたなー・・・後半完全にブラッド・ピットとモーガン・フリーマンを食ってるもんね。いやー最高だったなー

  • ひとつのセリフのやりとりにすごくどきりとした。
    夢も希望も与えない良い作品。

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