- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4571147371804
感想・レビュー・書評
-
なんだかよくわからなかったけど、全ての出来事に原因と結果があるし、世界は繋がってるんだなと。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父親が借りてきていてよくわからなかったから見てみろと...笑
見た感想としてはまず暗い。けっこう欝になる。
面白いんだけれども目がちかちかしてしまう。
菊池凛子のあの体当たりな演技は見ていて気持が良いけれど高校生役にはだいぶ無理があるきがする
けれどもヌードは美しかった、うん。
結局どこに焦点を置いているのか
何を伝えたいのかが分からなかった。
途中までは感動的でうるうるしたけれどラストは少し残念だったな -
一丁のライフルでつながれたモロッコ、メキシコ、日本を舞台とした群像劇。
ディスコミュニケーションをテーマにしているこの作品。様々な偶然や軽率な行動から不幸にあい、その最中にやっと心が通じ合う。
ということなんだと思うのだが、なんとも不全感が先に立ってしまう印象を受けた。こういう映画をつくるなら、もう少し救いがあるようにするか、突き抜けて不条理を突きつけるか、どっちかに振りきれた方が良かったのではないかと思う。 -
なんとも壮大な映画でした。
モロッコ
アメリカ
メキシコ
そして日本
1本のライフルを通してそれぞれの国で繋がったさまざまな家族の愛の形。荒廃した背景の中に、悲しくも優しい灯火。
菊池凛子の全身全霊の演技にも注目。
いま私を取り巻く小さな幸せに感謝です。 -
役所広司の何かを押し殺したような声がとても印象に残った。
噛みしめた歯の隙間から漏れてくるような…そんな声だ。
バベルは旧約聖書に由来するヘブライ語で『混乱』という意味がある。
天に届く塔を建てようと集まった人々に神はその言葉をたがえた。
混乱を崩れた秩序とするならば、この映画で描かれるのはすれ違い、
たがえたままの人々が崩れてゆく秩序の中で彷徨う姿なのかもしれない。
堅固な巨塔と比べれば人間の言葉など些細なものだが、そのごく些細な言葉の違いが意思の齟齬を生み出し、やがてそれによって巨塔そのものが瓦解する。中東の少年はごく小さなはずみによって信頼と兄弟と生活を失い、老人は血を流す。確かだと信じるその心こそ、実はもっとも不確かなものなのかもしれない。その確かさを確かめようとして人間たちは再びすれ違いつづける。しかし、それによってつかのま結ばれる人間もいる。あの夫婦のように。あるいは息子と母、父と娘のように。
聾唖の少女の目に映ったのは宙に浮いたまま落ち続けるごとき不安だったのかもしれない。高層ビルの上から混沌の渦巻く東京を見下ろす裸の彼女に、確かなものは熱か痛みか。すれ違い続けて擦り剝けた心は摩耗してぼんやりと光を放つ。父は銃で撃ち抜かれた息子を抱きしめ、夫は瀕死の妻を抱きしめ、乳母は乾きで死にかけた子供を抱きしめ、息子は暮らしの元をそっくり奪われた母を抱きしめ、父は母を失った娘を抱きしめる。擦り剝けた心と心で熱を伝え合うかのように。
この映画は不安定な世界のなかに何千と瞬くバタフライ・エフェクトのひとつを見事に描き切っている。
混沌の中の確かさとは何か。白なのか黒なのか、あるいはそのどちらでもないのか…バベルとは何か?それはカーヌスではあるまいか。 -
むずかしかった・・・。
BABELという言葉がもつ意味、そのままだとは思うのだけど。
内容というよりは、外から見た日本・女子高生という文化のイメージがおもしろくて考えさせられた。
ほかのシーンはわからないが、日本のシーンに限って言えば、妙なリアルさを感じさせられた。 -
なにか起きそうで何も起きなかった。
そんなに嫌いではないかな。
内容があんまりないっていうか、この構成は必要だったのか疑問。 -
『BABEL』
タイトルは内容を表すとはこのことでしょうか。
解釈は人さまざまになる映画ではないか、と思います。
私としての解釈ですが、繋がっているけれど、どこか繋がっていないちぐはぐな世界を表しているのではないか、と思います。
さまざまな解釈ができるからこそ、実際にみてもらいたい映画。 -
アカデミー賞納得!