ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]

監督 : トーマス・アルフレッドソン 
出演 : カーレ・ヘーデブラント  リーナ・レアンデション 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.78
  • (220)
  • (351)
  • (265)
  • (56)
  • (14)
本棚登録 : 1920
感想 : 354
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427647688

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • リメイクの「モールス」を先に見ているわけですが、やはりこの邦題のネタばれ感はどうなのかなぁ。謎めいた少女の正体がバレバレではないかと。

    先に見たリメイクも印象薄の映画でしたが、本作も雪の中の寒々とした風景だけが印象に残り、ラストのプールのシーンを除けばインパクトに欠けました。まぁそういう映画なんでしょうけど。

  • 子供ヴァンパイア。
    設定が全て。

    子供の世界に子供のヴァンパイアがいる。
    それを普通に受け止める主人公。
    なかなかの不思議。絵本の世界みたい。

    全然、怖い感じでもなく、
    切ない感じ。
    ラストは無理矢理終わらせた感。。。

  • 観たくて仕方なかった。全俺の中のペドを鷲掴みにされる一本でした。大満足。主人公、いじめられっ子オスカー君のプラチナブロンドがまずとても良き。
    エリが去勢少年だった?描写、それにオスカー君は気付いたのかいないのか。エリの問い、女の子じゃなくても好き?が本当にパンチ効いてる。
    許可がないことをすると傷だらけになる不思議な設定など気になったので原作も機会があれば読んでみたい。この映画では200歳である描写がなかったので邦題はちょっとどうかと思ったけど、矛盾で気にならせるようにしてるからまあいい題なのかな。日本人永遠の少女に弱いのを見越されているwしかもそれが実は少年でしただと…なんつーエンドだよ…萩尾望都かよ…

  • 北欧吸血鬼もの。オスカーとエリの恋愛話やエリによる凄惨な吸血殺人よりも、必ずしもユートピアではないスウェーデンの生活に興味をそそられる。オスカーの両親が別居しているところとかね、そのことが大して珍しくもないところとかね。

    オスカーは母と二人でアパート暮らし。たまに離れて暮らす父親のもとを訪れる。父と雪上スキーに乗ったり、夜中にお菓子を頬張りながら父とゲームをしたり、この上なく幸せな時間を過ごすオスカー。そこへ父親の友人が訪ねてきて、二人だけの楽しい時間は終わりを告げる。「次は父さんの番だよ」の言葉に「お客さんが来たんだからもうおしまいだ」とつれない返事で返す父。手にはアルコールの壜が握られている。ふてくされたオスカーを尻目に男二人は一杯やり始める。明確に言及されてはいないけれど、酒を飲む父を見るオスカーの視線から察するに、この親父は相当のアルコール中毒で、それが原因で妻とも別れたのではないだろうか。そんなことを考えながらこの場面を観たのだった。

    結局、エリと暮らしていたおっさんは何者だったんだろう?エリに頭が上がらないところをみると親ではなさそう。というかおっさんは普通の人間だしなあ。エリは12歳の姿のままで歳を重ねているということからしても、あのおっさんってオスカーみたいに子供の頃エリに恋をしてそのままエリのために血を集めてきたのかもしれないな。「今日はあの男の子に会わないでくれないか」とちょっと嫉妬めいたことも言ってるし。そうやって考えてみるとラストが一層不気味というか、ヴァンパイアのエリが恋心を利用しておっさんの後釜にオスカーを据えたようにも思える。列車に乗って町から逃げ出すオスカーの満足そうな表情に騙されてついついハッピーエンドと思ったのだけれど、エリが生き延びるためにもっと沢山の人間が殺されることを暗示するラストとも言えるわけなのだよなあ。

    追記:おすすめタグに「ロリババァ」があって吹き出した。たしかに江戸川コナンみたく「体はコドモ、頭脳はオトナ」なんだけど。

  • エリはなんのメタファーなんだろう…と思う。エリが主人公との楽しい時間を重ねるたびに、服が彩られていく。子どもの狭い世界では不幸も幸せも少しずつしか種類はなくて、だからこそ必死になる。

  • 手作り感満載のトリック撮影が好き

    北欧の映画

    ルービックキューブ
    小さなジャングルジム
    猫一杯の家がいい

  • 20170312

  • 2017.3.6
    UULAにて
    久しぶりに完璧な映画を観たよ。
    萩尾望都のポーの一族がある種エポックメイキングだったとして、これはまた一つの終わりだと思う。
    張り詰めた美しさの背景にある、抑圧と貧乏臭さ、自己愛は2000年代らしいひねくれ方だと感じる。

    オスカーの行く末が物語の当初エリの保護者だった「パバ」と同じ運命を辿ることは容易に想像出来る。

    山本直樹の漫画の読後感に近いかな??

  • 孤独な二人が種族も性別も超え辿り着く絆
    それが、結局、人を超えた過剰な暴力によって結ばれることに安直さを感じた。
    終盤、エリがいなくなるまでは心地よいボーイミーツボーイ?として観てたのに、ラストが暴力による逃避行になってしまい、物語としても逃げを感じざるを得なかった。

  • リメイクされた作品だから見てみたけど、意外な雰囲気の作品やった。

    ラストは驚き(^-^)/

全354件中 31 - 40件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×