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- / ISBN・EAN: 4988142874627
感想・レビュー・書評
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怖いわ。
プレッシャーで精神的にやられるとこんな感じになっちゃうんだろうな。
狂気が表現された良い映画だと思う。
ナタリーポートマン名演技過ぎる!
これは主演女優賞取るわ。
ストーリー
ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親の寵愛のもと、人生のすべてをバレエに捧げていた。そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。しかし純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦だった。さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリーの出現も、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怖くて何度もテレビからのけぞった。同時に美しさに恍惚とした。
この映画では色彩が重要な役割を果たす。白鳥・ナタリー・ポートマン扮するヒロインの「白」。その対極に位置するミラ・キュニスの「黒」。それに加え、ブラックスワンの演技を体得しようと、ヒロインが苦悩し次第に狂っていくにつれ、流される血の「赤」。「赤」がスクリーン上を覆う面積はごくわずかだが、この色が加わることにより、白と黒の対立構造に深みが増す。 -
途中から現実か幻覚か分かり辛くなって、あまり集中出来なくなった。
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2014/06/20/Fri. 21:00〜23:00
ムービープラスにて視聴。
ダーレン・アロノフスキー監督作品を観るのは、『レクイエム・フォー・ドリーム』以来、これで2本目。
途中からは爪先や指先押さえながら観てた…。
サイコスリラーってより、痛覚ホラー。
ラストは、終盤にさしかかった辺りで何となく予想できてしまったので、☆の数としては、5個中3つといったところ。
でも、中だるみなく最後まで面白かったよ。 -
「午後のロードショー」にて。周囲の嫉妬やプレッシャーの中で自分の芸術表現の思い悩み、徐々に精神を崩壊させていく芸術家の物語。これだけであればどうってことのない話ですが、それを「白鳥の湖」のストーリーと役柄にシンクロさせているところがやはり上手い。肉体を極限までに酷使するバレエは(ボクシングと同じく)映画との親和性が高いことも改めて認識。
いわゆる幻覚サスペンスに分類されると思いますが、展開はちょっと予想外。彼女に取り憑いた妄想と錯乱は結果的に自分だけを傷つけ、他人は誰も傷つけなかった。そこの部分にこの悲惨な物語における「救い」を感じます。 -
完璧は怖い
正直映画自体はあんまり好きじゃないけどナタリーポートマン目当てで見た。 -
That was perfect.
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痛い。その一言に尽きる。
プライドが高く不安がちな女性が主演に抜擢され気負いまくり破滅していくものがたり。
母親の、おめでとうというところと裏腹に甘い甘いケーキを出してナタリー・ポートマン演ずる主人公が「いらない」というと「ああそう」とつっけんどんに言ってケーキをまるごとゴミ箱に捨てようとするくだりなんて母親の嫉妬とかそういったものがまぜこぜでいやーな感じ。
母親の過度な愛情と期待に添うべく頑張りすぎて、最後にはどうなるのかという映画でした。
一歩間違えたら摂食障害とかも絡めての作品になったんじゃないかなあ。
最後の最後に、やり遂げたと白い天井は、どうなってしまったのかと……、……。 -
これをハッピーエンドと取るべきなのかなんなのかしばらく考える
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あの母にしてこの子あり。
プレッシャーを前にじょじょに精神的に追い詰められ、そして壊れていく様が怖くて怖くて。だんだん背中の傷が濃くなって、現実・幻覚が曖昧になっていく。「完璧」って何だろう。
黒鳥の羽が生えてくるところが痛い。
芸術とは紙一重。