- Amazon.co.jp ・電子書籍 (229ページ)
感想・レビュー・書評
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著者のマッキンゼーでの経験を基に、どんな人物が成果を上げる優秀な人材になるのかが述べられている。また、今後世の中で求められる人物像についても推察できる内容。
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本書を読み進めていくと、現在の日本に足りないのは「リーダーシップの総量」であり、その原因として「リーダーシップ」という言葉の意味が誤解されてビジネスや政治の現場で浸透している、ということが分かります。
問題を解決したりプロジェクトを成功されるためには、強烈なカリスマ性を持った1人のリーダーを待ち望むよりも役職や肩書きに関わらずメンバー全員がリーダーシップを高めることが求められます。
一人ひとりが高いリーダーシップを持っている組織は、共有した1つの目的を達成するために、解決すべき問題を「自分ごと」として自ら手を挙げ、周囲を巻き込み取り組みます。
これが「1人のリーダー&その他多数のフォロワー」という組織構成だと、リーダー自身がボトルネックにな成りかねず、かつ人育たないという悪循環に陥ります。
高い技術力や専門性も、リーダーシップを併せ持ってこそ価値があるということを(特に技術者の人には)是非知っておいて欲しいと感じました。
あとがきで筆者自身も触れているとおりマッキンゼーの話がやや多い印象ですが、具体的な事例として非常に分かりやすいので個人的には気になる程ではありませんでした。 -
リーダーシップの重要性を説いた本。
個人キャリア形成としてのリーダーシップと、日本社会としてのリーダー育成の必要性について述べている。
マッキンゼー万歳の書き方に拒否感を持つ人も多いだろうが、今の日本社会の問題と、その根本的な解決策を、人材と組織の側面から的確に語っている。
リーダー=組織の長、ではない。文句を言う前に、自ら声をあげろということ。自戒の念を込めて。 -
Kindle特価だったので読んでみました^^;マッキンゼーの元採用マネージャーの経験をもとに、リーダーシップ論の重要性を教えてくれる本。問題視されている「日本人のリーダーシップ教育」がよくわかった。自分も日本人だわ…(^_^;)
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目から鱗のリーダーシップ論。
モヤモヤしていたことが、一気にスッキリしました。
日本社会と企業に足りないのは、本当のリーダーシップ。
「グローバル人材」の考え方は間違っている?
世界で通用するリーダーシップとは何か?
また読みたい。 -
仕事領域のみならず、身近な社会のコミュニティの範囲においても、目の前の問題を解決するためのリーダーシップを、一人ひとりが発揮することの重要性を説いた本。