ミッドナイト・イン・パリ [DVD]

監督 : ウディ・アレン 
出演 : オーウェン・ウィルソン  マリオン・コティヤール レイチェル・マクアダムス 
  • 角川書店
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感想 : 153
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111289148

感想・レビュー・書評

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  • ロストジェネレーション、シュールレアリスト、ベル・エポック、ルネサンス(?) 世界一美しい都。夜の灯り。雨の舗道。
    ちょいと知的にひねたひとのためのファンタジー。

  • テンポが良いし、いい意味でパリの素敵な面を余すとこなく映している。これを観たら誰でもパリの虜になりそう。

    オチも含めてまとまっている。

  • 主人公の俳優のさんの声が好き。そしてパリが綺麗。

  • 2011年公開
    監督 : ウディ・アレン
    ==
    結婚を控えた男性が旅行先のパリの真夜中に、過去の世界に迷い込むお話。

    すっきりさっぱり本質的な
    いい意味で後味の残らない作品。
    僕は全然明るくないのですが、
    芸術や文学のその時期について詳しい人は
    もっと楽しめるんでしょね。

    終わりは唐突ですが、
    そこも、描きすぎないウディアレンらしさ。

  • Midnight in Paris (2011)
    設定が新しい。

  • ギル役のオーウェン・ウィルソンが、ウディ・アレンとそっくりな喋り方や身のこなしをする。
    もともとはウディ・アレンは、自分を主人公にするつもりだったのだろう。
    パリは過去が廃れなくていい街だな。

  • ウディ・アレン監督のファンタジー。
    黄金時代に陶酔する主人公がタイムトリップするお話。

    ファンタジーだけど、相変わらず皮肉たっぷり。そして現実的。
    夢見がちな青臭い男が、実際に憧れの時代で気づくこと。
    過去に憧れを抱くのはどの時代の人間も同じということ。

    同時にやはり過去には過去にしかない美しさもあって、夢やロマンを忘れてはつまらないということ。

    パリはどの時代も美しいんだろうな。行ってみたい。

  • ウディアレン監督。
    オーウェン ウィルソン主演。

    パリを舞台にした懐古主義溢れるファンタジー。
    音楽とパリの各年代の雰囲気がお洒落。

    ノスタルジックがテーマで、現代人は過去に憧憬し続ける。
    知識人ぶったインテリが言うように、過去は現代の拒絶で、歩みが止まってるとも言える
    でも過去は死なない。常に現代人への黄金期であり続けるっていう芸術的観点が美しい。

    現代と過去を行き来して、その対比で過去賛美しつつ、ラストの現代で芸術のアイデンティティーみたいなものを感じた。

  • MIDNIGHT IN PARIS
    2011年 スペイン+アメリカ
    監督:ウディ・アレン
    出演:オーウェン・ウィルソン/レイチェル・マクアダムス/マリオン・コティヤール

    ウディ・アレンだけど、なんとも可愛らしい(?)タイムスリップファンタジー。

    ハリウッドで脚本家として成功している主人公ギルは、本当は作家になりたくて、ひそかに処女作を執筆中。けれど彼の婚約者はイマイチ理解がなく、そのセレブな両親と共にパリ観光に訪れるものの、すれちがう日々。一人夜のパリを散策するギルは、ひょんなことから(ってありがち表現だけどまあ他に言いようもないから・笑)彼の憧れる1920年代のパリに夜毎タイムスリップするようになってしまう。

    そこで出てくる実在の有名人たちがとにかく豪華!まずはスコット・フィッツジェラルドとその妻ゼルダ、そしてギルが憧れているヘミングウェイ(偏屈だけどなんかカッコイイ!)と、コクトー主催のパーティ会場で出会い、ヘミングウェイの紹介でガートルード・スタインのサロンへ出入りするようになると、そこでピカソに出会うという(笑)。このときピカソのモデルを務めている女性アドリアナとギルは恋に落ちるのですが、アドリアナはたぶん架空の人物。個人的に一番笑ったのが、ダリとルイス・ブニュエルとマン・レイが一同に会する場面。シュールな会話が交わされます(笑)。アドリアナの懐古主義のおかげでさらなる過去へタイムスリップした際には、ロートレックやゴーギャンも登場。あとはT・S・エリオットも出てきたかな。

    基本的にものすごく著名な役者さんはほとんど出演していないので(ダリがエイドリアン・ブロディ、ガートルードがキャシー・ベイツだったくらい?)次々登場する有名人たちの名前だけで、ギルと一緒に喜んだり面白がったりしてるだけでも楽しいんだけど、そうやって過去と現在をいったりきたりで現実逃避してるだけでなく、主人公の内面でストーリーはちゃんと進行しているのが上手いところ。最終的にギルの出した結論は納得のものだし(てか最初からなんでこの二人つきあってるの?って感じのカップルだったけどさ)、非常に前向きでポジティブなラストで、にこにこしながら映画館を出て来れました。ウディ・アレンだから、とにかく登場人物はよく喋るけど(笑)、すごく洒落た良い映画だったと思います。
    (2012.11.02)

  • 所々ツッコミどころはあるけれども、ファンタジーですし、とゆうところでスルーして楽しめる。どの時代を生きても、過去って美しく見えちゃうのね。今も美しいんだろうな。

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著者プロフィール

1935年、ニューヨーク生まれ。映画監督、脚本家、俳優。『アニー・ホール』でアカデミー監督賞・脚本賞、『ハンナとその姉妹』『ミッドナイト・イン・パリ』で同脚本賞を受賞。小説に『これでおあいこ』他。

「2022年 『唐突ながら ウディ・アレン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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