文庫 データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 [Kindle]
- 草思社 (2018年4月9日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (249ページ)
感想・レビュー・書評
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AI vs 人間 の売り場売り上げ対決に関する記述が大変興味深かった。人間が言語化できない、けれど人間の購買や行動パターンから機械学習で得られるスイートスポットによって、売り上げを確実に上げられる方法があることに興味を持たざるを得ない。 まだまだできることがありそうだと思わせてくれる。AI機械学習に興味が湧く。
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コロナ禍でオンラインでが進む中、組織としての一体感や帰属意識をどう醸成していったらいいのかという課題意識の中、日経朝刊のコラムに著者の研究が載っており拝読。
幸福な人は身体運動が活発、そしてそれは人から人へ伝わっていく、結果、高い生産性・収益性に繋がるというもの。(ので、会話するときは立ってやった方がいいとか…)
これらを全てデータで証明しているところがすごい。この手の話でこんなに理系っぽい本に当たったことがなく、いつもと違う脳ミソを使わせてもらった…全ては理解できなかったけど。。
この本自体はコロナ禍の前の話なので、ここで言われていることをオンラインでやろうとしているというのが冒頭の新聞記事。にわかに信じられないが、今後に期待したい。 -
20190725読了。
去年の夏頃に読み始めたのにだらだらと読んでいて、①年もかかってしまった。
内容としてはかなり先進的な取り組みで、ライフログをとることによって多くのことがわかるよ、という話。
特に興味深かったのは1日における活動量、というのは人によらずほぼ決まっていて、その総量の中でどうやりくりしているのかが人によって異なるという話だった。
(例えば活動的な人がいるとしても1日中活動的なわけではなく、休憩がその分多いなど、がライフログから数字として判明) -
幸福感や運さえもデータからわかる。
と言うか、既存の考え方や捉え方を変えると言うことなのかな。