投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント (日本経済新聞出版) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • インデックス投資の利点を代表的な論者二人が分かりやすく説いてくれている。

  • 有名な著者の作品。有名作品よりかなり読みやすい。難しいことがかなり端折られてる。しかし、一般人には難しい数字は不要と思うのでこの本はわかりやすく、良いのではないかと思う。
     もし、友人、家族が投資を考え出したら勧めたい。

  • この1年ほど、投資の本をたくさん読みましたが、正直コレ一冊でよかったなと言うレベルで重要な本です。 もちろん、僕は本書が推奨するインデックス投資以外の投資方法もやっているので、他の本も役に立っていますが、1冊選ぶならこれですね。

    https://introbooks.info/asset-formation/the-elements-of-investing/

  • 紹介されているETFは日本でも購入可能ですが、ファンドに関しては原著のまま載せてあり、もう少しなんとかならなかったかとは思います。
    とはいえ、投資初心者向けとしては基本的な内容を意識するのによい本だと思います。
    投資向けのリスク資産が大きくなっているだけに、貯金の部分に関しても見直すよい機会になりました。

  • 人生逆転!なら短期でのFXや仮想通貨でリスクが大きいがまともな人ならこれは勧めないだろう。この本は長期に渡る安定した資産形成ための本である。

    資産形成をするならまずこれをおすすめしたい。

    訳本のため、アメリカの制度が紹介されており、日本向けの修正はないが、そこはさほど重要ではない。
    401kは日本で言うところのiDeCoである。
    インデックスファンドはemaxisシリーズや楽天・〇〇インデックスファンドを購入すれば良い。

    ざっくり言えば低手数料の全世界・全米に長期インデックスが良いという内容で、それ自体は特に新しいものではなく、昨今の投資本を数冊読んだ方なら学べることはあまりない。
    ただ本書が200ページもなく簡潔に書かれているのは素晴らしく、投資に関する資産形成を学ぶにはうってつけの本である。

    ただ、用語の解説はほとんどないので、全くの素人だといくつかの言葉を調べながら読むことになるかもしれない。

  • 投資世界のバイブル「ランダム・ウォーカー」と「敗者のゲーム」のまとめ本。両本をよりわかりやすく、より要点を絞って体系化された書籍です。

    とはいえ、投資信託を知り、数ヶ月投資した後でみないと意味はわからないはず。ある程度わかった後で読むと本質が凝縮されていると気づくはず。

    「稼ぐよりも倹約、倹約して分散投資しろ」「1ペニーの節約は1ペニー稼ぐのと同じ」という耳が痛くなるようなフレーズが個人的には金言でした。

    ○素人の株式投資がプロに勝てない理由
    ・個別銘柄への株式投資を今すぐやめるべき理由。それは、情報の格差がありすぎるから。
    ・四六時中、個別銘柄の分析を仕事にしているプロのファンドマネジャーが、僕らがニュースを見るより早く株を売ったり買ったりしてる。素人である僕らがプロに勝てるわけがない。

    ○ドルコスト平均法と不動産投資を推し
    ・ドルコスト平均法によるリスク低減効果を強く謡っていることが、山崎氏といった国内著名人とは真逆のスタンスです。
    ・普通株(インデックス)と債券(インデックス、国債も可)に加え、不動産(自居住用住宅)も資産形成で強く推しています。投資ではなく実需、住むのであれば住宅ローンを組んだ上で買うべきであることが記述されている。

    ○s&p500はおすすめしていない
    数多くの本やYouTubeでおすすめされている同シリーズは否定されている。全世界、もしくは全米を推奨。

  • 『ウォール街のランダム・ウォーカー』のバートン・マルキールと『敗者のゲーム』のチャールズ・エリスが一般の人向けに書いた投資の本。今の相場でもこれを指針とするのが一番マシなはず。

    投資で「やるべきこと」はあまりにもシンプルで、それに集中すると書くことが少ない。だから『ランダム・ウォーカー』も『敗者のゲーム』も「やるべきでないこと」と「その理由」にページを費やし、それで読み応えのある厚みとなっている。とはいえそれだと読むための閾値が高くなってしまうのも事実。なので本書では「やるべきこと」に焦点を当てて、コンパクトにまとめている。「どうすればいいか」だけを知りたいのなら、本書を読めばいい。

    やるべきことは節約をしてお金を貯め、年齢と経済状況と性格から配分を決め、後はインデックス投資をコツコツ続ける。対象は全世界で、信託報酬を低いものを選ぶ。年に1回リバランスを行う。それだけ。

  • これから資産運用を始めたい方にオススメの一冊。長期、分散、少額投資の有用性を統計データと実例を基に解説しています。知識経験の有無を問わず、自分の将来やお金を守る方法の基礎としてとても参考になりますよ!

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著者プロフィール

プリンストン大学名誉教授
1932年生まれ。プリンストン大学経済学博士(PhD)。同大学経済学部長(1974-75、77-81)、大統領経済諮問委員会委員(75-77)、エール大学ビジネススクール学部長(81-88)、アメリカン証券取引所理事などを歴任。世界的な投信会社バンガードの社外取締役としても活躍。

「2023年 『ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バートン・マルキールの作品

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