転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す1 (アース・スターノベル) [Kindle]

著者 :
  • アース・スター エンターテイメント
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感想・レビュー・書評

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  • 4.1

  • 300年後くらいに転生したので
    今度は平凡に生きようとするが
    空気が読めないので
    「わたしまたなんかやっちゃいました」するお話
    主人公は倨傲なのではなく
    周囲に気を使っているつもりであり
    周囲の受け取り方も
    喜劇的に勘違いものとして表現することで
    独特の作品個性を作っている
    周囲の目を気にせず自由奔放ありのままが成功している
    かのように読者には見えるその在り様が
    スマホを片時も片手から離さず
    周囲からいつでも幸せそうに見られたい
    我が身かえりみて英雄視され得るのかもしれない
    「ありのままの自分をみてくれる」系需要の
    現在的にひねくれた変奏であるのかもしれない
    こういう主人公もありなのだなあと感心させられる一作

  • 256/270
    小説家になろうで読み進めてます。

    騎士家の娘として騎士を目指していたフィーアは、死にかけた際に「大聖女」だった前世を思い出す...
    フィーアの天然、純真な幸せフィルター、とんでもない方向の理解に笑わされ、黒竜ザビリア、騎士団長達に生暖かく見守られながら、フィーアもみんなを守っていく、主人公最強ストーリー。

  • コミックス版で2024年2月現在9巻までありますが、そちらを先に読んでから小説版にも進出しました。前世が300年前の大聖女だったという主人公が、聖女であることが発覚すると魔族に殺されることを恐れて、自分を守ってくれる強い味方が現れるまで、聖女であることをひた隠しながら騎士として行動するという設定です。ところが天然系の主人公がしばしばやらかすために秘密のベールがどんどん剥がれて周囲のイケメン騎士団長たちが翻弄されまくるというギャグ展開と、登場人物それぞれのシリアスな骨太ストーリーが合わさって得も言われぬ味が醸し出される名作となっています。改めて小説版を読んでみて、コミックスが原作に忠実ながら、コミックならではの面白さを見事に掛け合わせて表現していることに驚かされます。

  • コミカライズから。

    小説だと勘違い描写がちょっとクドいと感じたが、そこをうまく落とし込んでいるコミカライズは絵師ガチャSSランクだったなと。

    とはいえ小説がつまらないわけではなく、コミカライズで省略されたサブキャラの心情描写が多いので(そこがフィーアすごい!ばっかりなのもクドいんだけど)、

    メインコミカライズ、小説版補完的な使い方で楽しむのが良いと思った。

  • アース・スターノベルといえば、「領民0」や「即死チート」「冒険者になりたいと都に〜」が印象深いが、
    今作もなかなかであった。

    あとがきによると有給消化中に生まれた作品のようである。

    聖女聖女うるさいタイトルだが、
    読めばなるほど。理由は明確。
    聖女を隠す理由も説得力がある。

    転生(輪廻転生)からの実は強者系(力を隠匿)のお話だが、
    設定に無理矢理感を感じさせなかったのもよい。

    本編のキリを考えて巻末を書き下ろし系で埋めたのはしょうがないか。

  • 瀕死の重傷を負ったときに大聖女だった前世の記憶を思い出したフィーア。聖女の力を隠そうと思っているのは分かるんだけど、本気で隠そうとしてるのか?と言いたくなるほど、隠し事が下手。周りからのフィーアへの疑念を晴らすのは本当に大変そう。本人はそのことに気がついていないけれど。規格外の力を持っているけど、世間知らずなフィーア。今後、ザビリアと一緒に何をしでかしてくれるのか楽しみになった。

  • 瀕死の黒龍に襲われ死に瀕した時に前世の記憶と力をとりもどした、能力は最上位でも本人はある理由から聖女であることを、かくそうとするけどフィーアが愛すべきポンコツなので綱渡り状態だけど、なぜか大聖女だとばれない。でも、どこまでも、善良なので愛すべきヒロインである。

  • 聖女の力をもちながらも大聖女の生まれ変わりだと知れると魔神に殺されるので必死に隠しているが隠せてない可愛らしい女の子のお話です。
    冒険者の話がサイトでは読んでない話で面白かった。
    このお話は書籍化してほしいなと思ってたのですごく嬉しいです。
    1ってあるから続きが必ず出ることを信じています。

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著者プロフィール

ライトノベル作家。小説投稿サイト「小説家になろう」にて『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?』を連載し、人気を博す。

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