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感想・レビュー・書評
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人に勧められて読んでみた。
が、第2章に入ったくらいで同じような話が続く感じがして断念。
「タイムマネジメントをしっかりして、限りある時間をあれもこれも有効に使っていこうよ。」という本ではなくて、「足るを知る」が大事っていう本なのかなと思った。
第1章にニーチェの言葉の引用がある。
「我々は生活に必要な以上に熱心に、夢中で日々の仕事に取り組んでいる。立ち止まって考える暇ができては困るからだ。世の中がこれほど忙しいのは、誰もが自分自身から逃避しているためである。」
第1章はこの他にも、ところどころ良いフレーズがあって良かった。
どうして、こんなに暇をのんびり過ごせないのか。
時間をうまく使えないと不安に感じるのか。
というのをもっと読みたくなったら、「暇と退屈の倫理学」がお勧め。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時間の有限性を強く意識することでいわゆる無常感みたいなものを持つ、っていう自分の中での転回
ただ、特にこういう生産性をいかに上げるか系の本を好む人がこれを読んだだけで変わるとは思えなくて、結局そこにはどうしても"行動のジャンプ"みたいなものがある。
つまり(すべてが無駄なことは分かった上で!)どう楽しく生きられるかっていう感覚は、"外部の力によって"強制的に無駄な時間を過ごした人にしか掴み得ないっていうジレンマがある気がする -
効率よく生きていきたい、生産性高く日々を過ごしたいと考えていたけど、時間を支配することは絶対にできない。その事実を受け入れて今ここに集中することこそが時間を味方につけているといえる。今出会えて良かった本。気持ちが少し楽になった。何度も読み直したい。
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時間には限りがあるってこと
そしてそれが明日かもしれないし
今この瞬間かもしれない
っていう当たり前のことに
気づかせてくれる本
この忙しい日々を頑張ればいつかはもっと自由な時間を手に入れることができるはずって思いタイムパフォーマンスをあげることを優先してクタクタになってたけども未来は自分の手の中にあるわけではなくて時間を支配するということは不可能ってことに気づかないといけないなぁ〜まさに私が好きな言葉「明日やろうはバカやろう」を思い出した!! -
「いつか魔法のように全てが解決して、そうしたら自分の本当の人生を生き出すんだ」、そんな幻想を抱いて生きている部分が自分にはありましたが、否定されました(笑)ようは「今を生きよう」ということでしょうか。なかなか難しい気づきですが、後戻りしながらやっていこうと思えました。とりあえず、iPhoneは白黒モードに変えました。
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とても大切なこと、つまり、限りある人生の中で、何を本当にすべきかに意識を向け、自分で選択すること、言い換えると、努力よりも正しい選択が重要、ということに気づかせてくれる素晴らしい本でした。
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レビューも絶賛の嵐だったので読んでみたんだけど、アレ???
私にはあまりピンと来なかったなあ…
「ま、人生短いんだからあんまり色々やろうと頑張りすぎちゃだめだぜ、身の丈知ってのんびりいこうや」
みたいなこと???
要は気の持ち様だぜ、ってこと?
文章はユーモアあって読みやすいんだけど、だんだん居酒屋で知らんおじさんの体験に基づく人生哲学を長々と聞かされてるような気になってきて、途中からちと面倒くさいな…はよ帰りたいな…みたいな気分になった(一応最後まで読んだけど)
価値観人それぞれやし全然ええんですけど、さあさあ家族や友人と有意義な時間を過ごそうよ!みたいなこと言われると、そりゃまあそれもいいけどオレは一人で遊ぶ時間がほしい…一人が好きな人間もいるだろう…とか思っちゃう…
それに「あの忙しそうな大金持ちは幸せアピールしてるけど本当にそうかな?本当の幸せってささやかなものだぜ」的なスタンスも逆によくあるやつで、むしろそれも人それぞれなんだしほっといてやれよ…とか…
あと欧米の人がよく東洋の古い思想家(老荘ぽいやつ)こそがすげえ真理を突いたこと言ってるぜ、みたいな引用しがちなのもなんでだろうなあ…
人生が短いなんてこたぁ言われなくてもこの歳になると日々しみじみ感じてるし、
もともと生産性とか知らんがなと思ってるので
柄にもなくこんな本読んだ自分が間違ってたんだよな…
向上心のない奴が場違いなサロンに迷い込んでしまって失礼しました…
(てか中田あっちゃんオススメとかひろゆき氏絶賛っていう時点で回れ右すべきだったんだよ)
一冊読んで何も得られなかったがそれもまた人生経験っすね -
・やることが多すぎて時間がない
・もっと効率的に時間を使わなくては
・時代に取り残されないようあれもこれもやろう
などと悩んでも仕方がない。時間は有限であり、そもそも時間をコントロールすることなどできないのだから。
本書のタイトルは「限りある時間の<使い方>」となっているが、違和感を感じる。
時間を<使う>という幻想から解放されよう、目の前の不確実な人生を楽しもう、というのがメッセージだと感じた。 -
優先度中のタスクは捨てる(覚悟)。残したいその誘惑に引き摺られない、集中する、捨てる喜びを持って向き合う。先延ばし状態に耐える。出来なかった事でなく、出来たことを意識する。 昨年読んだメモだが、年始計画を立てるに辺り振り返りを兼ねて。やるべき事以外は、やらない覚悟を持って今年を…。