コモンの「自治」論（集英社シリーズ・コモン） (集英社学芸単行本) [Kindle]

著者 : 斎藤幸平 松本卓也 白井聡 松村圭一郎 岸本聡子 木村あや 藤原辰史

• 集英社 (2023年8月25日発売)

感想・レビュー・書評

[K62さんの感想 · 2023年10月3日]

斎藤さんの考えるコモン中心の社会のイメージが具体化された印象。
自分がどこでどう頑張れば良いかわからない人には是非これを自分の日々の疑問と照らし合わせながら、ゆっくり、一章ずつ丁寧に読んでみてほしい。
読みながら、関心や疑問を持つ分野のSNSやオフラインのイベントに参加するなどして、人と繋がってみてほしい。
どんどん次が見えてくると思うし、つまづいた時に戻ってきたら、そういえばこんな先例あったや、と歴史から反省の手助けをしてもらえるはず。

[1426172番目の読書家さんの感想 · 2024年1月8日]

コモン視点から自治の在り方への提言を行ういとだと思うが、消化不良。日本と欧米での新自由主義の取り組みの差などの掘り下げが欲しい

[osawatさんの感想 · 2023年11月11日]

ふむ

著者プロフィール

1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士（哲学）。専門は経済思想、社会思想。Karl Marxʼs Ecosocialism：Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy （邦訳『大洪水の前に』）によって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初歴代最年少で受賞。著書に『人新世の「資本論」 』（集英社新書）などがある。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」