非常に細かい考察による徳川15代の謎解き本

2013年12月19日

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 歴史考察

ビジネス書でも常に話題になる、戦国の武将からの知恵や生きざま。しかし、これは彼ら一人でなし得た手柄や功績では決してあるまい。著者の加来耕三氏は常にもてはやされる武将ではなく、その手となり足となった日の目を浴びない補佐役にスポットを当てた人物史。
有能なる補佐役の存在しない組織は、転換期をのりきれない_
組織運営、人材展開の極意!源平・戦国武将から現代の企業人まで、補佐役不在の悲劇、理想の補佐役、補佐役の功罪、組織内補佐役の出処進退、転換期の補佐役を命題に展開する会心作。

2013年11月15日

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読書状況 読み終わった [2013年11月15日]

若桜木やすぎたとおる等など小説作りの基本とも云えるキャラクターの位置づけ、作り方をバンバン切り落とす、対談形式で描かれた書。
これから小説家を目指そうとする人には構想を考える上では必読の書に値する。面白い展開で過去の小説やベストセラー小説のキャラクターを斬りまくる一方で、ほめるキャラクターは褒める。かなり思い切った書物。
ある意味でWebサイトで集客を図ろうするサイト運営者などにも是非読んで頂きたい。キャラクターの重要性がひしひしと感じるであろう。

2013年11月12日

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読書状況 読み終わった [2013年11月12日]

江戸は深川の下町で繰り広げらる人情物語。主人公「つばき」を中心に営む居酒屋が舞台に、そこに下町ならではのなりわいや、親子の情愛、お客とのおもてなしなどなど・・・いまの日本人が忘れかけていた心通じる「暖かさ」や「寂しさ」などが本当に日本人の良さですらをしっかり伝えられる小説です。

2013年11月9日

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読書状況 読み終わった [2009年10月5日]
カテゴリ 歴史小説
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ある人の書評だが・・・
世界中の革命に深く関わったとされるフリーメーソンだが、敵方つまりは保守勢力にもフリーメーソンのメンバーがいたことを踏まえると、単純に秘密結社の陰謀が全てとは言い切れない。(トルーマンとマッカーサーのように対立することも多かっただろう)
しかし、点在する謎や矛盾を線で結ぶ「陰謀論」は、魅力的で美しい。

明治維新が英国やフリーメーソンの意思で成し遂げられたとする本書は、幕末の志士に憧憬だけを抱いていた人にはショッキングな本だろう。

表題の龍馬はあまり登場しないが、手持ちの知識と照らし合わせることで、神格化するのではなく等身大で真摯な志の龍馬像が浮かび上がってくる。しかしなおさらに凡人には及ばない傑物としてのリアリティを帯びてくる。

幕末の志士をモチーフにしたビジネス指南書をよく見かけるが、もし感情論的な引用でしかないのであれば、陰謀論を絡めた本書のほうが、物事の裏を探求する態度や、時流を読んだ身のこなしを知ることにおいて適しているのではないだろうか。

2013年11月9日

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最近、著者をお見かけすることなく政治が動いているが、すっかり橋下共同代表に委ねているのかなと?彼をもう一度知ってみようと読破。
彼の政治への信念、生き様が感じ取れる。いつも仏壇に鎮座して、法華経を読経する父の姿から、法華経を探り出した著者の理論が展開される。
とてもわかりやすく、理解しやすい人生指南の1冊。

2013年11月9日

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読書状況 読み終わった [2013年11月9日]
カテゴリ エッセイ

黒鉄ヒロシらしく漫画を配した歴史探訪。いまだに龍馬は謎多き人物だが、その不可思議を優しく且つ、面白い彼独自の視点で展開。歴史嫌いの方にも、あの坂本龍馬をわかりやすくミステリーチックに解き明かした1冊でした。

2013年11月9日

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読書状況 読み終わった [2013年11月9日]
カテゴリ サスペンス
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風合いを生かし、風土を守る。だからと言っておろそかなものではあってはならない。古来の伝統を受け継ぎ守り抜く、宮大工の志が書かれた著作で、年末年始の神社仏閣にお参りに行く折に一読されたい書。

日本古来の建物は「周りの環境・背景などと調和を計りながら建てられていた」のだそうです。
 つまり杓子定規的建築法ではなく、微妙に柱の配置をズラしてみたり、後ろの山々の背景にマッチするよう「後ろの山々の形がああだから、この建物の柱もチョット位置を変えよう・・・」と、建物を風景の一部として造っていた。仏閣でも中国のそれと日本のそれとでは全く趣が異なる。例えば屋根の「軒反り」。中国のそれは何処もかしこも同じ傾斜だが、日本のは風景に合わせ、また時代によって異なるのだそうだ。画一的な造りではなく、その場にあった工夫が施されているらしい。いかに「美しく見せるか。それも廻りの背景などと合わせて・・・」と。とかく日本の伝統的な建築物はそれのみでなく、周りとの調和を計った設計になっているのだそうだ。つまり「絵になる建物」ということ。あと、柱の組み方にも長年積み上げられた工夫があり、いかに日本の建築物が風土に即した、自然と調和した実用的なものかが丁寧に記されてある。その長年蓄積された叡智を知れば、日本建築の凄さが分かります。「古きを訪ね、新しきを知る・・・」これから自然を大切にしようという人には色んな面で役に立つ本ではないだろうか。

2013年11月10日

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読書状況 読み終わった [2013年10月15日]

私は著者の溝口敦氏の本よよく読むが、これもかなり濃厚な取材が生んだノンフィクションだ。そう云えば細木数子はどこに行ったのと?ふとしたことから気になり本屋で手にした1冊です。
かなり被害にあった悩める相談者を手玉にとり、自分はがっぽり稼いでいたのでしょうなぁー と考えさせられる著作でした。占いや悩み相談が大好きな人には教示書になる本です。

2013年11月9日

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読書状況 いま読んでる

やっぱこいつ(リリーフランキー)は面白いといつも元気をもらう。
決して1日、2日で読み漁る本ではなく、お酒を飲みながら、通勤の電車の中、人と待ち合わせの合間、コーヒーブレイクに読めばかなり効く特効薬。
生きる楽しさがギュッと凝縮された1冊。

2013年11月9日

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やっぱり民主党政権時代は「政治ショー」がたっぷりだったと考えさせられる1冊。この国は間違いなく崩壊することはあきらかで、誰かが非常識を食い止めなければならいだろうが、こんなにも天下りが美味ければ決してなくなることはないだろう。

2013年11月9日

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読書状況 読み終わった [2013年11月9日]

戦前戦後を生きた男の「生きざま」を通した主人公である笹川良一の人物像が著された著書。
とにかく格好がいい! ナイスガイ!いまの時代にはこんなような破天荒で怖いものなしの一本筋の通った人間はいないものかと考えさせられる。

2012年6月25日

読書状況 読み終わった [2012年6月25日]
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新堂冬樹独特の展開ストーリーだったが、この作品に関して言えば、少々文脈が荒っぽく展開力にかけるような気がする。

2013年11月9日

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読書状況 読み終わった [2012年6月14日]
カテゴリ サスペンス
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