SPRINGに続いて、FALL。
どちらにも登場するのは東野圭吾さんのみで
あとの5人の作家さんは総入れ替えです。
前回に続き、東野圭吾さんのは『ブラック・ショーマン』の続編。
今回は(も?)グッとくる人間ドラマ。
心が深く傷ついた若い女性と、彼女に寄り添う友人。
すべてを見届けたバーの店主・神尾の言葉が心に沁みます。
「人が生きていく上で助けとなるのは、
失ったものではなく手に入れたものです」
『元彼の遺言状』で脚光を浴びた新川帆立さん。
『詐欺師だヨ!全員集合』はリズム感が良く、ユーモアの利いた作品。
でも、最後にこれでいいのか?
と、また野暮な心配を…。
二冊続けて読んだミステリーアンソロジー。
11名の作家さんのうち9名の方とは「はじめまして」。
全部が好みというわけではなかったけれど
果物がいっぱいのパフェみたいに楽しみました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
東野圭吾
- 感想投稿日 : 2022年10月23日
- 読了日 : 2022年10月23日
- 本棚登録日 : 2022年10月23日
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