芸術家たちが見たのかもしれない夢が20編おさめられている。
分量は各々5ページ前後で非常に読みやすい。彼らの夢はすべて彼らの代表作を体現するようなものになっていてなかなか面白い。
こんな夢にインスピレーションを得て作品が生まれるということが往々にしてある、ということをタブッキ自身が実感しているんだろうなあ。
サクっと読めて、タブッキらしい夢幻的な雰囲気も味わえて満足。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
イタリア・南欧文学
- 感想投稿日 : 2010年4月18日
- 読了日 : 2010年4月18日
- 本棚登録日 : 2010年4月18日
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