くまのパディントン (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店 (1967年10月1日発売)
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本棚登録 : 731
感想 : 89
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キャラクターは知っていましたが、本を読むのは初めてでした。
キャラクターの印象でかわいい無邪気な子供っぽいくまちゃんかと思っていたら、案外頑固で強くて個性的なくまくんだった。

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ブラウン夫妻は、一家パディントン駅でスーツケースに座る熊に出逢う。
ブラウン一家は”暗黒の地ペルー”から移民として密航してきたその熊にパディントンと名前を付けて一緒に暮らすことになる。

騒動ばかり起こすパディントン。
バスルームで溺れかけて水浸し、
エスカレーターに乗れば混乱を引き起こし、
デパートに行けばショールームは崩し気に入らない店員は睨み付け、
マーマーレードには目がなくどうにか瓶ごと手に入れようと張り切り、
オペラの悪役を本物と思い楽屋に乗り込み、
海に行けば遭難する…。

それでもパディントンはブラウン一家になくてはならない存在になっていく。
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くまのプーさんはまだ無邪気な面もありますが、パディントンは野性味を感じるかな。
独自の正義感とこだわりを持っていて、それに反する相手には睨みをきかせてその相手はふるえあがるんですが、確かに熊ににらまれたら怖いですよね(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: こどものともだち
感想投稿日 : 2015年12月13日
読了日 : 2015年12月13日
本棚登録日 : 2015年12月13日

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