山陽新聞2011.02.08朝刊。
「世の中で働いている人に読まれる言論をつくりたいと思ったんです。言論人が言論人の中でぐるぐると回している言論はもういらない」
「『世の中の流れに抵抗する』という図式で、ニーズに合わせることを思想的敗北だと思っている人たちの本が売れないのは当たり前です」
「みんなわざわざお金を払って言葉を買うわけです。そのことを忘れてしまったところにこれまでの思想や批評はあった。言葉を売る商売であることに、自覚的な言論誌でありたい」
宣伝はほぼTwitterのみ(http://twitter.com/#!/shisouchizu)。
それでも初版8000部は瞬く間に完売とか。
《「この本は『新しい教養』の提案」と東さん。「グーグルやユーチューブによって知識が万人に開かれた世界において、教養とは知識ではなく〝見方〟です。例えばショッピングモールを知的に見る見方。そういうものこそ、これからの教養になっていく」》
これは共感です。
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2011年2月10日
- 本棚登録日 : 2011年2月10日
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