半分以上が初読みの作家さん。
大抵アンソロジーは私にとってはいまいちなのだが、本書は面白い作品がとても多かった。
初読みの作家さんである竹吉優輔氏の「イーストウッドに助けはこない」は、この些細なことも全部伏線なんだろうなと思って読んでいたら、見事にそうであって綺麗に回収された。
映像がありありと想像でき、カッコよかった。
私の脳内映像では、本当は登場人物よりだいぶ年齢が上になってしまうが鶴瓶さんで展開された。
その鶴瓶さんがカッコいいのだ。
私はあまり「○○賞を取った作品」だから読む、ということにはこだわっていなくて、ブクログ内で人気であったりレビューを拝見して面白そうだなと思って読んだ作品がそうか「○○賞を取った作品」だったから話題だったのか、というパターンが多いような気がする。
ブクログ本棚に「○○賞」のタグを作るのも、後になってからだ。
ということで、本書を読んだことをきっかけに、江戸川乱歩賞歴代受賞一覧を検索して、ブクログ本棚に新たにタグを作った。
今までに読んでいた本で5冊該当した。
なお、本書は江戸川乱歩賞作家アンソロジーであって、もちろん受賞作ではないのでタグ付けしない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・物語 (時代小説はこちら)
- 感想投稿日 : 2024年2月16日
- 読了日 : 2024年2月16日
- 本棚登録日 : 2024年2月16日
みんなの感想をみる