初夏に読むのに良い作品。ハッピーエンドの話ばかりではなく、儚くて哀しい結末を迎えたものが多い。廣嶋玲子の作品などは、最後のシーンは切なくなるが、これに続く別シリーズが読みたくなる。恒川光太郎の作品は牽牛と織姫が結ばれても、価値観の違いで結局はうまく行かなかったという現代の若者カップルみたい。最後の戸森しるこの作品は、まさに今のウクライナ情勢と合わせて切なくなる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童文学、児童書
- 感想投稿日 : 2022年7月1日
- 読了日 : 2022年6月20日
- 本棚登録日 : 2022年7月1日
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