yoshi482002jpの本棚

幸せとは？この小説の中に入ってるそのひと時だなって思った

内容そのものも学ぶ点が多かったが、一番はこの本の構成である。腎臓を盗まれた都市伝説をいきなり紹介し、優れたアイデアを記憶に残すエッセンスを植えつけ、その後解説。最後のまとめも良いが、最も優れていると感じたのは「手引き」の部分である。全てを読み終えた後にこの手引きだけを読み返すだけで、全てのストーリーが頭の中で蘇ってくる。この体験は非常に興味深かった。

直流送電網 超電導
ソーラーシェアリング
浮体洋上風力発電
電解・発電産業

戦略を考えるうえで、いくつかの選択をする。その判断基準というのが曖昧であることが多く、試行錯誤する。そのために背景を知る事は大きな助力となる。

山口もえ→山口ももえ

いけ、青柳屋

マスターリスト
マスターファイル
退社前の最後の仕事 マスターリストチェック
自分の時間を作るために会議室にこもる
徹底的に退屈してみる
月曜朝一会議は出遅れレース
会議に最後に来た人に議事録とらせる
電話はこちらからコールバック
テープレコーダーが最初の原稿

考える前に行動する。
考えながら行動する。
考えるだけの時間などもったいないだけである。

具体的にやる内容ベタ打ち
↓

デスクの不要物捨てる
すぐ取り出せるところに配置する。把握する。
やることを全部出す。
今日やることをまとめる。
五分でできることをまとめる。
期日を決めてやるものをまとめる。
カレンダーに入力
期日のないもの(この段階では未整理)をとりあえずだす。
スプレッドシートに入力して捨てるorスキャンして捨てる
名刺は、社内メールと個人gmailの連絡先同期できれば、入力してどんどん捨てる。
Dropboxを整理
まとめて整理する日をカレンダーに入力
ネタはEvernote
短文登録する

ちょっと青臭い

単なるミステリー小説かと思い購入。しかしその壮大なスケールに、世の中への疑問と、自分の小ささを再認識する内容に、ただ感嘆するばかりである。

施工会社に入社して2年ぐらい現場に出た後にに読むと、Bestタイミングじゃないかな。