志乃ちゃんは自分の名前が言えない

著者 :
  • 太田出版
3.92
  • (89)
  • (115)
  • (89)
  • (11)
  • (1)
本棚登録 : 1129
感想 : 109
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778321802

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読み終わりました。

    吃音症、つらいなぁ。

    小学校の後輩と大学の友人に吃音の子がいたことを思い出しました。
    最初は周りがそうだと知らずにからかっちゃうんですよ。
    正直私も小学校の時はからかってたうちの一人でした。その子の心を傷つけてたんでないかと申し訳なくなります。

    押見作品の中では一番好きかもしれない。繰り返し読みたいですね。

  • 購入

    ASA-CHANG&巡礼の「まほう」を聴いて、やたら心に残って頭から離れず。
    題材を調べてこの本にたどり着いた。

    押見さんの作品を初めて読んだ。
    誰にだってなくては寂しい、青春のかたち。
    言いたい、言えない、もどかしい。
    リアルに描かれていて心にザクザク刺さる。

  • 映画化されると聞いて読んでみた。この著者は「悪の華」以来注目していたが、本作の題材選びも秀逸である、どうやら著者の実体験のようだが、これはこれで素晴らしい青春漫画である。同じように障害を描いた「聲の形」のような長編でないため、まだ昇華仕切れていない部分もありそうなので、大幅に加筆した長編版も読みたい気がする。

  • 志乃ちゃんの辛い心情に、まわりの理解の大切さをあらためて思った。
    吃音に限らず、誰でも何かしらコンプレックスがある
    自意識と自己嫌悪の思春期の頃、自分との付き合い方を考えたい。

  • 小学校に置いてあったので読み。(非公開メモ参照)

    読み終わって、志乃ちゃんが高校生になるまで、先生や親とか、周りの大人が「吃音」「治療の対象」って気づかないとかありえへんやろ…。と思った。

    あとがきを読んで、作者自身が吃音であること、作中で「吃音」「どもり」という言葉をあえて使わなかったこと、吃音であることも含めて自分自身であること、などが書かれていて、なるほどなあ…と思った。

    吃音を治療する対象、克服する欠点と思わずに、受け入れる、障害受容の一つの形なのかなあ、と思った。

  • 吃音症の女の子が声を取り戻して行くための戦いを描いた、青春マンガ。読み切り1冊でさらっと読める。作者の体験談が盛り込まれているので、吃音症の辛さがじんわり伝わってきました。

  • 吃音についてのドラマが始まって話題になっている関係で、みかけたサイトで紹介されていたので読んでみた。ドラマとほとんどおんなじような感じ。苦労している様子がよくわかる。「こうすればいいのに?」って思う部分は、自分がそうじゃないからわかってないんだろうなぁなんて思いながら。

  • ラストがめずらしく上手くまとまっているようにおもいます。好きな部類。

  • 吃りを病気と知らない人は結構居るんですよね。笑っちゃダメ。泣いてしまうよ〜これは。

  • 吃音症の女の子が主人公のお話し。
    起承転結が平坦で話に乗れなかった。

全109件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

押見修造の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×