- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778321802
感想・レビュー・書評
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吃音症の女子高生のお話。漫画は救いもしなければ、助けもしない。だが、教えてくれる。私にとってそういう作品でした。吃音症は、スキャットマン・ジョンで知っていてその時から自分もそうなんじゃないのかと感じてたぐらいどもり癖があるのでこの作品の主人公・志乃に凄いシンパシーを感じてかなり感情移入をして読みました。失敗を恐れる余りに身構えて、いざ、話すとそれが出来ない。そして、取り返そうとして意気込んでみると、それが、かえって過負担となり上手くいかずに空回りする。上手くいかないことにより、その事がいつまでも小骨が引っかかったように後を引き、自己反省と自己嫌悪を繰り返して…自分に諦めちゃうんですね。もぅ…いいや。どうでもいいや…てね。だから、最後の志乃の叫びは読んでいてもぅ…胸に詰まされたのもありますが、それ以上に教えられ、考えさせられました。手を差し向けてくれた闘う友の歌も良かった。完全に克服はしていないですが、そうそう克服したら苦労なんてないですからね。向き合い、対話し、自己理解し、また向き合う。惜しむらくは、全一巻でまとめられているから駆け足気味なのが少し残念。あと、音痴の友人が何故、あえて音楽をやろうとしたのか気になった。
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惡の華の押見修造さんのまんがということで、購入。押見っていう名字の部分だけみてたせいか、この作者を女性だと思ってた。
普通じゃないということへのコンプレックスという一貫性にも面白さを感じる。この人のまんが、ほかにもあるみたいだし、読んでみよー。 -
すごく良かったです!中学生におすすめしたい漫画です‥
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押見さんが今年最後にとんでもないプレゼントをくれました。
誰にだって負い目はあるけど、それも全部ひっくるめて「自分」なんだって思わせてくれた。感動です。
心理系の大学に通う学生さんなんかは、読んでみるといいかもしれないです。 -
こんな漫画が読みたかった。救いのある物語です。
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あ、あ、あ、あ、
お
お、
ああ!
お -
涙と鼻水と涎。もだえる。
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傑作。ボロ泣きしました!