- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778321802
感想・レビュー・書評
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吃音の主人公(女の子)が、『うまく』喋ることのできないもどかしさと奮闘するお話。作者さんも吃音でうまく話すことがむつかしい、とあとがきに書いてありました。
吃音で『うまく』話すことができなくて、教室でも一人ぼっち、でもゆっくり話すことはできるから(どうやって話したらいいかテンパってしまって、また自分の声が気になってしまって吃音になってしまうタイプ)筆談を利用し、少しずつ前に進んでいくお話です。心が、あたたかくなります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり話が好きではなかった
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そうか…押見さんの作品で女子が主人公て初めてなのか…
ひりひりした痛い青春、という意味では同じだけども、優しい視点を感じた。
ラストの慟哭と後日談とあとがきは必見。 -
上手く名前が言えない(名前以外もいろいろ言えないけど)少女の話。
一冊という短い中に、いろいろ詰め込めているのがすごい。
その結果最後での回想がより胸に来るものとなっています。 -
吃音症の女の子の話なんだけども、最後に笑われるのがこわいとか喋れない悔しさを叫ぶところがすごくいい。菊池くんいい人、彼も人付き合い苦手なんだな。三人ともどっかしら難しいとこがあって、でもなんとか誰かに不器用ながら近づこうとする姿勢が純粋に描かれていてステキ。
作者のあとがき読んで、あぁ、私もこんな時期あったなって思い出した。吃音症だったのか…笑 -
鳥肌もんです。志乃ちゃんマジでかわいいです。ただ、もうちょっと長く読みたかったです。
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友達が出来て嫉妬してでも仲直りというありがちなテーマだけど、その書き方がうまい。あとがきに作者も吃音症だったことが書いてあって、だからなんかリアルなのかなー短くまとまってるのも○
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最後の叫びがよかった
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何も言えないあとがき。言えなくたって、いい。
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"ヒリヒリする青春漫画"をずっと描きつづけてきた著者が、初めて「女の子」
を主人公にした。その挑戦は、見事に成功していると思う。"普通"って何? と
いう青春の普遍的なテーマが、優しくて、しかも新鮮な手つきで描かれる。吃
音という題材の重さに反して、読み終えたときの感触は"眩しい"。思いと言葉
がいつも微妙にズれてしまう、言いたかったことがいつも後から浮かぶ、そん
な人たちに読んでほしいです。