志乃ちゃんは自分の名前が言えない

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 1129
感想 : 109
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778321802

感想・レビュー・書評

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  • うぅ~っしびれるぅぅ~っ!

  • 読み終わっても作品の意図がわからなかった。
    あとがきを見て理解した。
    無知な自分が恥ずかしいと思った。
    恥ずかしくなってネットで吃音症のことを調べてみた。
    考えさせられた漫画だった。

  • 吃音の少女の話
    マンガ自体も泣きそうになるがまさか押見修造さんも吃音だったとは知らずあとがきで泣きそうになった

  • どもりについて、感覚的に、ちょっとわかった気がした

  • こういう気持ちって、誰もが一度は通っているような気がする。
    ぐじぐじしてて、でも最高の一瞬もある、そんな青春物語。

  • 普通にしゃべれる魔法の言葉。これは、かよが志乃の事を思って書いた詩なのでしょうか。ラストの学園祭のシーンは感動しました

  • テーマとしては重い方のはずだけど表現や流し方がうまいと言うか、すんなり読めた。
    自分が吃音症だったから漫画家になれた、と前向きに捉えている作者は素晴らしい。

    できれば文化祭のその後、彼女がどう歩んでいったかも見たかったな。

  • チキさんオススメ。自分を信じてあげるのは自分なんだね(*☻-☻*)

  • 吃音を持つ少女の青春物語。

    押見先生特有の鬱屈した思いと不器用な人たちの絡みが最高。
    なかなかネタにしにくい題材だと思うけどまとまったいい作品だと思う。

  • 作者自身が吃音症に悩んでいたにも関わらず、それを題材にし、吃音の症状をこれだけしっかりと描写できるのはすごいと感じました。
    志乃…あどけない一人の少女が、あんなに顔を歪めずとも、もっとソフトに、綺麗に描くことは可能だったと思います。
    ですが敢えてそれをしないことで、吃音症患者の苦しみや情けなさ、恥ずかしさ、悔しさがひりひりと伝わってきました。

    惡の華愛読中なのでもっと暗い話になるかと思いましたが、救いのある青春ものとして、ややテンポは早いものの一冊に上手くまとまっていました。
    作者の後書きも必要不可欠でした。
    惡の華とは違う方法で、誰かを救える作品なのではないでしょうか。

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著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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