ウィリアム・フォークナーの文庫本一覧

プロフィール

1897年アメリカ生まれ。南部の架空の町を舞台にした作品を多く生み出す。著書に『八月の光』『響きと怒り』『アブサロム、アブサロム!』など多数。1950年ノーベル文学賞受賞。1962年没。

「2022年 『ポータブル・フォークナー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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ウィリアム・フォークナーの文庫本一覧です。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。『八月の光 (光文社古典新訳文庫 Aフ 14-1)』や『響きと怒り (講談社文芸文庫)』や『アブサロム、アブサロム!(上) (講談社文芸文庫)』などウィリアム・フォークナーの全10作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

八月の光 (光文社古典新訳文庫 Aフ 14-1)

346
4.26
フォークナー 2018年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

二年ほど間をあけての再読。話の展開が頭に入っているので、今回はじっくり読めた気がする。 狂信、夢想、因習、抑圧、怒り。故郷とはー、神話の崩壊、恥部の暴露。... もっと読む

響きと怒り (講談社文芸文庫)

303
3.79

感想・レビュー

 1929年発表、アメリカの小説家フォークナー著。アメリカ南部の町で、名門コンプソン家が没落していく。一部では障害者であるベンジャミン、二部ではハーバード... もっと読む

アブサロム、アブサロム!(上) (講談社文芸文庫)

151
3.52

感想・レビュー

一文一文がとても長く、そして、回想が入り乱れるように撒き散らされる。読みにくい、と感じる方が圧倒的に多いかもしれないが、ミルフィーユみたいに重層的に積みあ... もっと読む

死の床に横たわりて (講談社文芸文庫 フA 4)

140
3.80

感想・レビュー

3.72/118 『「生きてるのは、つまりは、長いあいだじっと死んでいれるようにと準備する為じゃ」という父の言葉にとりつかれたアディは、夫に、自分の遺体を... もっと読む

アブサロム、アブサロム!(下) (講談社文芸文庫)

118
3.55

感想・レビュー

物語が4分の3を超えたあたりから、一気に加速しだす。 そして、本当に終盤、駆け抜けるような展開になった途端、文体がシンプルになる。 壮大なシンフォニーの、... もっと読む

エミリーに薔薇を (福武文庫 ふ 401)

48
3.78

感想・レビュー

フォークナー初期から晩年までの短編集 ヨクナパトウファ・サーガから多くを採用しており、 昔のアメリカ南部の雰囲気がよく出ている。 持っているはずだが行方... もっと読む

寓話 上 (岩波文庫 赤 323-1)

41
2.60

感想・レビュー

フランス人を理解したくて読んでみるが、とにかく読みにくい。 半年ぐらいかかったように記憶。匍匐前進の気分。 もっと読む

寓話 下 (岩波文庫 赤 323-2)

40
2.60

感想・レビュー

戦争とは人が自我を持ち、火を手に入れた時からの宿命なのかもしれない。 火を操れると思いながらその火に操られるという二律背反。 それを分かっていてもなお... もっと読む

魔法の木 (福武文庫 フ 402)

38
3.09

感想・レビュー

出版の意思を持たないところで書かれたプライベート作。 おとぎばなし。フォークナーの作家としてのスタート直後に書かれたもの。 意外と教訓的であり、宗教臭... もっと読む
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