ニコルソン・ベイカーの新刊情報

プロフィール

1957年ニューヨーク州生まれ。イーストマン音楽学校、ハヴァフォード大学で学ぶ。1988年、『中二階』でデビュー。他の邦訳に『室温』、『もしもし』、『フェルマータ』『ノリーのおわらない物語』(以上白水社刊、岸本佐知子訳)がある。本書の執筆時(32歳)にはまだ駆け出しの若手作家だった。

「2018年 『U & I』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ニコルソン・ベイカーの新刊情報のアイテム一覧

ニコルソン・ベイカーの新刊一覧です。発売日順に並んでいます。
2018年9月28日発売『U & I』や2016年4月22日発売『ベスト・ストーリーズII 蛇の靴』や2012年12月10日発売『ひと箱のマッチ A Box of Matches』などニコルソン・ベイカーの全13作品から、発売日が近い順番で作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

U & I

63
3.75

感想・レビュー

初めて彼の『室温』を読んだとき、一目惚れならぬ一読惚れとはこのことかと思った。 次に『中二階』を読んで、彼は私の魂の片割れだと確信した。 このくらい私... もっと読む

ベスト・ストーリーズII 蛇の靴

61
3.00

感想・レビュー

若島正編<ニューヨーカー>傑作集Ⅱは1960年代から80年代の14篇。S・T・ウォーナー「幸先よい出だし」に佳き時代の名残を感じたあとで、黒人に対する白人... もっと読む

ひと箱のマッチ A Box of Matches

33
3.00

感想・レビュー

33本あるマッチを1本ずつすって、1本につき1話の短い話が詰め込まれている。 字数も少ないのでとても読みやすい話ですが、哲学的な話なのですぐには理解できま... もっと読む

ノリーのおわらない物語 (白水Uブックス 172 海外小説の誘惑)

126
3.85

感想・レビュー

こどもの目線・感覚で生き生きと語られるノリーの日々。「こどものリアルさ」だけじゃなく、見守る優しさも感じるのは、これがニコルソン・ベイカーが娘に寄り添って... もっと読む

ノリーのおわらない物語

78
3.63

感想・レビュー

中盤までの取り止めのなさがすごい。 それはつまり9歳の世界そのものを表しているのだという。でも本当に終わらないので疲れてくるのも確かです。 それも含めて9... もっと読む

室温

119
3.69

感想・レビュー

ロッキングチェアに座って我が子にミルクをあげる父親の20分間。脈絡のない過去の回想を切り取って読ませるのってすごい。たまに「この一瞬を忘れたくないから書き... もっと読む

フェルマータ (白水Uブックス 124 海外小説の誘惑)

125
3.39

感想・レビュー

主人公のアーノは30代半ば、タイピングが得意な派遣社員。彼が最初に時間を止めたのは小学校四年生の時。世界一の美人と思っていた担任のダブツァンスキ先生の”お... もっと読む

中二階 (白水Uブックス 122 海外小説の誘惑)

790
3.63

感想・レビュー

はじめて友達になれそうなアメリカ人を見つけた気がする。 当然のことではあるが、アメリカ人だからといって「ヘンベーガー!コゥカコーラ!テキサース!」みたい... もっと読む

もしもし (白水Uブックス 118 海外小説の誘惑)

290
3.38

感想・レビュー

ITメディアとネットの発達でポルノはすっかり画一化されてしまった。そこにあるのは高度に合理化・商品化された性の記号であり、システム化された快楽に想像力の余... もっと読む

フェルマータ

16
2.80

感想・レビュー

穂村弘さんが「ストーリーとキャラクターの支配力が強いけど、そうではなく面白い言葉の連なりで書かれたものがあってもいいと思っていたところ、まさにそういう作品... もっと読む

中二階

64
3.64

感想・レビュー

もう、絶対好き!ニコルソン・ベイカー。 これがデビュー作だなんてすご過ぎる。 ストーリーとしては、昼休みに外出から帰ってきてオフィスに戻るサラリー... もっと読む
全13アイテム中 1 - 13件を表示
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