漢字: 生い立ちとその背景 (岩波新書 青版 747)

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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004120957

感想・レビュー・書評

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  • 碩学(せきがく)が60歳で著した第一作である。その独自性ゆえ学界の重鎮たちから非難の声が上がった。白川学は異端として扱われた。
    http://sessendo.blogspot.jp/2015/03/blog-post_8.html

  • 特に殷代の占い<卜>から始まる漢字の表意文字の起源。当時の人たちの生活、考えを具体的に示しており、興味深いものです。いかに殷代の人たちが神、死、生、魔などを恐れていたか、その痕跡が多くの文字に残されている。「犬」の入った文字、献、哭、器、伏・・これらがイヌを牲として捧げたことから生まれ、聖なる意味を持つ言葉であったなど、驚きでした。その他漢字の中に度々登場する「口」「彦」「皿」などの意味もやはり宗教的。しかし、やや難しいことが続き過ぎ、疲れる本ではありました。

  • 三章の途中で放置 読み応えある

  • 漢字の著作が豊富な白川静の知見の一部を見ることができる新書の一つ。
    漢字への興味を持ってもらうのに適した一冊。

  • 面白いのはわかった、でも読了できず。

  • 登録忘れ。
    やっぱり白川さん本人の文章は難しいように感じる。最近白鶴美術館の中国古美術の漢字刻印に白川さんの想いを。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    日本語の表記にとって漢字は不可欠の文字である。にもかかわらず、文字としての漢字がどのようにして生まれ、本来どのような意味を持つものであったかを知る人は少ない。中国古代人の生活や文化を背景に、甲骨文や金文、および漢字が形づくられるまでの過程をたずね、文字の生い立ちとその意味を興味深く述べる。

  • 松岡正剛氏の“入門”本を読んでから、早速に読み始めるもサクサクとはいかず、間に図書館本を読んでは途中下車していると、すっかり放棄中。(=^_^;=)ゞ

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