- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004160045
感想・レビュー・書評
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数学の歴史から数学者のエピソードまで書かれてあり、著者の博学さが伺えます。学生時代に出逢っていたら?ちょっと数学に対する考えが変わったかも
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内容(「BOOK」データベースより)
数学は試験のためにだけ必要なもの、卒業と同時にさっぱり忘れてしまうものではなかったか。しかし今日数学はあらゆる分野に活用されている。現代社会に活動するすべての日本人に必要な数学の知識を、日常生活の論理に定着させて分りやすく説き、会社経営や商品販売は勿論、家庭生活にも豊富な知恵とアイディアを提供する。
目次
1 数の幼年期
2 分離量と連続量
3 数の反意語
4 代数―ずるい算数
5 図形の科学
6 円の世界
7 複素数―最後の楽章 -
さまざまな歴史のエピソードも踏まえて、数の基礎をじっくりと考察していく本。
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久々に必読級の点を与えられる本に出会った感じがする。
とにかく面白いので、読むべき。 -
中学校の頃に読んでおけば・・・と思える本
算数から数学へと変わる時期に読めば
抜群に役に立ちます
最も,大学生もおさらいのつもりで読み直すと良いかも
(私のことです) -
20080118
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教授に勧められて読んだ本。楽しかったです。数学が好きな人には是非読んで欲しい本です。
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未読
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数学を概観でき、とても楽しく読むことができた。「大変人間臭い数学入門になったかもしれない」という著者のことばに納得ができた。様々な分野より多くの例が引用されており、とてもわかりやすい。しかも歴史的背景の記述もおろそかにしていない。著者は数学以外にも非常に造詣が深く、感嘆するばかりであった。本書のストーリは非常にスマートであり,読み進んでいくうちに「数学」をいつのまにかイメージできてしまう感じがした。本書は1959年に発行されており、今なお版を重ねているという事実をみても、そのすばらしさを垣間見ることができる。まさに良書である。上巻で参考になった知見は以下のとおり。?一対一対応で置き換えても,分割しても,順序を変えても変わらないものが数、?数の世界が拡大されるきっかけは逆演算、?あらゆる連続量を「直線」で表したデカルトの発見、?要素への分割という考え方をもっとも早く作り上げたユークリッドの「原論」、?代数学におけるガウス・ガロアの業績、?解析幾何学への進展