- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004311317
感想・レビュー・書評
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著者は高校の大先輩^^;、
ということもあり、読んでみました。
書いてあることは、どれもこれも結構普通でした。
それなりに科学的視点を持っているひとなら、ふだんからこれくらいは考えているよな〜、という感じ。
個人的には、後半、科学が苦手としている分野についての部分のほうが‘科学的記述’(笑)がしてあって面白かったです。
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よかったが、結構普通の事しか書いていなかった。何でもかんでも今の科学力で解明できている物ばかりじゃないと言う事らしい。その代わり、今の科学で明確に否定されている物は似非科学だと言う内容。一冊も使う必要のない内容の薄さだった。
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科学的に装っているものの科学の本筋と離れたものを擬似科学と定義し、占い・超能力・超化学・擬似宗教などの擬似科学としての見方を紹介し、「科学的」に見せかけられた様々な品物、疑似科学がはびこる理由、科学が苦手な分野と環境問題を取り上げています。「科学的」なように思えると無条件に信じてしまいがちですが、少し立ち止まって考えることができる視点が得られる本です。(2008.8.17)
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いろいろな「疑似科学」を扱うとともに、
技術論(というのでしょうか?)・科学哲学の考え方を
一般の人にもわかりやすく書いています。
ただこれって擬似科学というのか?と思うような
もの(血液型とか)も疑似科学と断定し、
ばっさり切っていて、そんなもの扱わなくても…と思ってしまった。
血液型が科学にはならないだろう(少なくとも今の方法論では)というのは
かなり明らかな一般常識で、そういう明らかな擬似科学よりも、
一般の人には明らかな「疑似科学」とは見受けない微妙なラインの
ものについて、ページを割いて説明してくれれば
もっと深い内容になったのではと思う。
もっともエッセイくらいの軽い内容なので、
深く鋭い考察は期待できないのかもしれないが。 -
読了
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視点と方法論。
複雑系においては原因と結果が逆転する可能性を秘めている。
もっともらしい理屈を構築するときは、そのことに細心の注意を払うべし、とのこと。
本書では、批判的な立場で物事を観察し、議論することのきっかけになれば幸いとまとめていた。
本文中の「科学的根拠」という言葉、それらをつかさどるものとして
その力をいかに利用するか、いかに正しく使うか?
少し考えた。
科学的根拠は視点や抽出の方法でどうとでもなる。
真理ではなく、都合のいい事実を求めるのが解なのだろうか?
時と場合によるけれど、できるだけ正しくありたい。
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2008/5/24 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
2008/8/16~8/21
擬似科学をこれまでも言われていた第一種擬似科学(精神世界に関わるもの。宗教、占いなど)、第二種擬似科学(科学の乱用、悪用など。健康食品、水の科学など)に加えて、第三種擬似科学(複雑系に関するもの。地球温暖化、地震予知など)をカテゴライズ。それらが生じる背景から、だまされる側の心理、対処法などについてわかりやすくかかれた本。子供の頃から懐疑心を育てる教育が必要、というところには大賛成。 -
ダメな疑似科学批判
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スカートをはく人間には乳がんが多い?!
健康のためには命を失ってもかまわない?!