古代国家はいつ成立したか (岩波新書)

著者 : 都出比呂志

• 岩波書店 (2011年8月20日発売)

感想・レビュー・書評

[城西大学水田記念図書館さんの感想 · 2011年11月18日]

新着図書コーナー展示は、２週間です。
通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号：210.3//Ts34

[neikoya0923さんの感想 · 2011年10月17日]

飛鳥時代の前というのは、古墳時代という言葉だけがあって、ほとんど中身については知らない。でも、ヤマトタケルが列島を駆け抜け、大古墳が河内のほうに集中し、漢字や仏教が伝来し、とロマンの香りがすこ～し立ち上ってきた。

[タカギさんの感想 · 2011年9月8日]

題名通り。親切でわかりやすい書き方。最新の考古学資料に基づいて、議論が進められている。初期国家と成熟国家。どのような形であれ、ある日突然生まれ出るわけではなく、思考錯誤しながら国家としての形態が成熟していくのであろう。雑学、入門書として。

著者プロフィール

1942年大阪生まれ、68年京都大学博士課程中退　京都大学助手　滋賀大学助教授をへて大阪大学教授　1989年浜田青陵賞受賞、『王領の考古学』（岩波新書、2000年、『前方後円墳と社会』塙書房、２００５年他多数

「2018年 『古墳時代に魅せられて』 で使われていた紹介文から引用しています。」