学びとは何か――〈探究人〉になるために (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004315964

感想・レビュー・書評

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  • 人の記憶や思考の仕方、心と脳の中での知識のあり方、新しい知識の獲得の仕方などについて、認知科学で明らかにされてきたことを解説。そこから「よい学び」を考えていくためのヒントを提供する。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40238359

  • 学ぶとは何か、知ってるとはどう言うことを言うのか、どのような階層があるのか、「学び」そのものを体系的に学べる。探究人になるには、「知識」を、自分で発見し、体得し、更新するものと捉え、学び続けることが大事。価値観としてこう言う考え方のベースを持ってるか持ってないかで人生を面白がれる幅がかなり変わりそうだ。

  • 言語学習を具体例にして、そこから得られる学びについて書かれた良書であった。
    単語ばかり必死に覚えていた過去の自分に紹介したい。「それは知識システムに統合されてないよ。単語と単語の裏にある意味を自分のストーリーで理解し身体の一部にして初めて学びになるんだ」って。

  • 個人的に最近のキーワード「学び」を整理できた、分かり易い本。学ぶとは何か?記憶と知識の違い、生きた知識にするには...子供の母国語の学びを例として分かり易い。
     自分で問題を発見し、考え、解決策を見つける。「学び方の学び」を学習する。ハードルは高いが、意識して、好きな事学んでいこう。

  • 思い込みも大事だし、それを疑って修正するのも大事
    ドネルケバブ

  • 第72回アワヒニビブリオバトル「【復路】お正月だよ!ビブリオバトル」第8ゲームで紹介された本です。
    2021.01.03

  • 学びとは何かという大きな問いに、とても丁寧に答えている良書だと思う。子育てに答えはないが、子育てをしているかた、これから子育てをするかたにとって大きな学びになる本だと思う

  • 学びとそれに類似することを比較しながら、熟達者になっていくための要点や、それを利用した子育ての要点などを科学的かつライトに話す本

  • ドネル・ケバブモデル
    エピステモロジー

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著者プロフィール

今井 むつみ(いまい・むつみ):1989年慶應義塾大学社会学研究科後期博士課程修了。1994年ノースウエスタン大学心理学博士。慶應義塾大学環境情報学部教授。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。著書に、『親子で育てる ことば力と思考力』(筑摩書房)、『言葉をおぼえるしくみ』(共著、ちくま学芸文庫)、『ことばと思考』『英語独習法』(ともに岩波新書)、『言語の本質』(共著、中公新書)などがある。

「2024年 『ことばの学習のパラドックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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