からすのおかしやさん (かこさとしおはなしのほん)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 1708
感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032062106

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  • 「からすのぱんやさん」の子どもたちが大人になったあとの話。

    親戚のカラスが病気になったので、お見舞いに行くお父さんカラスとお母さんカラス。
    その間、チョコくんをリーダーにしてお店を任される4匹の子どもたち。
    最初はお父さんたちが置いて行った生地を焼くだけだったけれど、途中でちょっと変わった形のパン、クッキーも作ってみる。
    でおいしそうだけれど、味はまだまだ。
    そこへ料理の得意なミミちゃんが買い物に来て、クッキーを焼くのを手伝ってくれる。
    次の日からはミミちゃんが先生になりクッキーも売ると評判になる。
    更には、おじいさんのカラスもやってきて、和菓子もほしいと言う。
    そこで和菓子も作ってみる。
    そこへ、帰ってきたお父さんとお母さんはパン屋さんがお菓子屋さんとしても繁盛していることを知る。
    留守の間にお世話になったミミちゃんの家へお礼に行くと、チョコくんのお嫁さんミミちゃんをもらうことに。
    そうして、パン屋さんの隣には、チョコくんが店長となったお菓子屋さんが出来たのだった。

    「からすのぱんやさん」の続編。
    4匹の子どもたちの成長を楽しめる。
    お菓子おいしそう。

    今更…?と思わなくもない。
    今までに出ていて絶版になった絵本かと思いきやそうでもない。
    どこかの雑誌で発表とかあったのかな。
    いきなり4冊同時刊行にはびっくり。
    ずらして順番に出ていれば買いやすかったような。

  • からすのぱんやさんの続編。4冊有るうちのひとつだが、前作ととても似ている。特に和菓子、洋菓子ともにたくさん出てきて、楽しめます。

  • ストーリーテリング研究会の読み聞かせで。
    昔読んだ「からすのパンやさん」のパンの絵が大好きで、落書きで何か描いていた覚えがある。「からすのおかしやさん」はその続編で、表紙のチョコくんががんばっておかしを作るお話。作中のお菓子の絵が子供の時の記憶を呼び起こして、最後の一枚まで楽しんで読むことができた。

  • 『からすのパン屋さん』続編
    最後、結婚するってところが
    私には意外でほほえましかった^^

  • 6分30秒☆

  • 20130503

  • チョコくんのおかしやさんはね、おいしい…がお口に合いまくってね。とうさんからすが元気で、パンやさんも…に、ホッとしてね。
    そんなこんなで、
    むっちゃ幸せ〜♪になれました。

    かこさとしさん、つづきのおはなし、ありがとう。
    (かあさんからすが、ちょっぴりスリムになってるのだけ、気になるけど…。)

  • 調子のよい楽しい語り口は変わりなく、うれしい続編。
    若者となったチョコくんたちの成長ぶりがたのもしく、
    おいしく、めでたいお話。
    ずらりといろんなおかしが並んだページは
    「おいしそう!」「どれがいい?」などと
    お話をしばし中断してもりあがる。

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著者プロフィール

かこさとし:1926年福井県武生市(現越前市)生まれ。大学卒業後、民間企業の研究所に勤務しながらセツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社後、作家活動、児童文化の研究、大学講師などに従事。作品は500点以上。代表作として「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」(偕成社)「だるまちゃん」のシリーズ(福音館書店)、「こどもの行事しぜんと生活」シリーズ(小峰書店)などがある。

「2021年 『かこさとしと紙芝居』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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