- Amazon.co.jp ・本 (38ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033270203
感想・レビュー・書評
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ちょっとこわいこの感じ、ストーリー展開もわくわくドキドキ楽しいですが、何より絵と色みが最高に好きだー!!
見ているだけでときめく。 -
これは子どものころに読んだぞ。不気味な表紙でゾクゾクした。 子どもにとっては夜は未知の世界で、怖いんだけど覗き見たい世界。闇夜に浮かぶ赤いマサカリ、これって血の色でしょ。おお〜怖っ!
そんなこんなで記憶に残っているこの絵本。大人になるといろいろ疑問が浮かんでくる。
以下、心のすさんだ中年男性の感想。
まず三人組が強盗して貯めこんだ財宝の数々。不本意ながらさらってきた女の子に指摘されるまで使い道を考えてなかった。ということは、金品が目的じゃなくて、強奪行為そのものが好きだったってことだ。人を脅し、怖がらせることに快感を覚える。金品はあくまで副産物。
サディストじゃん!もしかしたらシリアルキラーかもしれない!
そして、その女の子を皮切りに、次々と子どもたちの面倒をみるようになる。三人組は子どもたちのためにお城を買い、そこで育てた。その噂をきいた人々が自分じゃ育てられない赤ん坊を門前に捨てていった。みんな引き取った。そして長じて大人になった子どもたちは、子どもを産み、育て、その子どもたちもまたお城の周りに家を建て、そこで家族を養った。
だからこその、”すてき”な三人組なのだが、その資金源はどこからきてる?
そうなる以前に相当な財を貯めこんだか、もともと裕福な貴族だったか、もしくは自らが手を下さなくても潤沢に資金が流入する仕組みを構築しているかだ。
もしかしたら麻薬カルテルのボスなんじゃないか。彼らは自らの”ファミリー”には学校や病院など福利厚生を充実させるから。
コロンビアやメキシコ人の子どもたちがこの本をどのように読み解くか知りたい。 -
はるとの感想
置いておいたら、先に読んで「お母さん、この本素敵やで」と勧めてくれた。「はじめはどうかと思うけど、半分はめっちゃ素敵やねん」 -
幼稚園の卒園時に一冊だけ図書館から自分で選び、プレゼントしてもらった本。偶然フランス語のものと出会って懐かしくなり、日本語に訳されたもらったこの絵本も読み返してみた。
なぜ幼い頃にこの絵本を選んだのかはもう覚えていないけれど、今読んでもこの絵本が好きだし、忘れていた「ほんとのであいをたいせつに」と先生が私に書いてくれていたメッセージにも再び出会うことができて心があたたかくなった。 -
小さいときから、わくわくした絵本。悪いことしてた人たちが、いいことするってこんなにすかっとするんだって。最後の、3にんのチューリップ帽がモチーフになったお城の挿絵が本当に好きでした。癒される、とは違う、なんというか、目がらんらんするお話です。ポケット版を何度も何度も大切に読みました。
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娘3歳1ヶ月、息子4ヶ月時、病院にて読。
どろぼうっていうのは、人の物を盗む悪い人のことだよ、
みなしごっていうのは、パパやママがいない子のことだよ、
と教えながら読んだら、
「悪い人たち?良い人たち??」
とちょっと混乱したみたい。
悪い人、良い人ってまだ一義的にしか考えられないんだよね。
難しいね。 -
絵がステキ。
好みです。
で、5歳の息子も「おおまさかり」という言葉が気に入ったようで
ずっと、「おおまさかり」と言ってました。
でも、お話の意味はどこまで理解できていたのか・・・