- Amazon.co.jp ・本 (42ページ)
- / ISBN・EAN: 9784034253700
感想・レビュー・書評
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彼とは違うとは思うけれど、言葉が溢れすぎて詰まってしまうこと私にもあります。
あまりにもたくさんの言葉に圧倒されて、口から出る前に詰まってしまう。
川にも色々あって、ごうごうと流れる急流もあれば、ちょろちょろ流れる小川もあって。
それすらも時と場合で表情を変えて。
絵の解像度の変化が気持ちを表していますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あわだって、なみをうち、うずをまいて、くだけていた
吃音の男の子が喋るのに失敗した日にお父さんに川に連れて行ってもらう。
作者の子どものころの話。 -
図書館本。読売こども新聞オススメ100冊から。吃音のある男の子の気持ちを父が「川のように話しているんだよ」と上手に言葉にします。
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「あわだって、うずをまいて、なみをうち、くだけていた。」
ゆったり、優雅に流れているような川、しかし、色々つっかえながら流れている。
その姿に自分を重ね合わせる少年。
当事者でなければわからない痛みだけど、雄大な自然に力を貰って少しずつ前に進んでほしい。 -
自然との比喩がとてもきれい。
おともだちがくすくす笑ったり、一斉にこちらをみたり、そんなことになったら話したくなくなっちゃうな。
どきどきしたら声だってでなくなっちゃう。
カナダだって日本だって、世界各国どこでもおともだちの反応は容易に想像できてしまうのはかなしいな。
いろいろみんなそれぞれある。ということを想像力豊かに考えられるひとでありたい。 -
吃音の少年が主人公の絵本。ことばがうまくでない時お父さんは川へ連れていってくれる。
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母が買ってて読ませてもらった。とてもよい。
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言いたいことが上手く言えない、言葉が出てこない、言ってもわかってもらえない、自分の声がきらいなど、、吃音がなくてもコミュニケーションの困りごとはいろいろあります。自分をみつめると吃音のある人の気持ちが想像できると気がつきました。