小説 君の名は。 (角川文庫)

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  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026229

感想・レビュー・書評

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  • 映画館で見たら華やかでキラキラして絵も音も全部が綺麗なんだろうな〜

  • なんだか絵が綺麗そうなので映画を観たいなと思った。その前にどんな話なのか興味があり読んでみた。
    なかなか楽しめた。これがどのように映画で表現されているのかとても気になる。きっと小説以上に沁み込んでくることだろう。楽しみだ。

  • ちょっと短い話なのと、映像とあわせて読んだ方が面白いと思うから星4つ。

    フィクションすぎて理解しにくい部分も。表現はすごく綺麗だった。

  • 映画が素晴らしい出来だったので読む。あとがきにも書かれているが、これは映画と合わせて読みたい一冊。映画では分からない瀧と三葉の心の動き、小説では分からないキャラの動き。映画と小説で互いに補完しあって更に作品に厚みを持たせてくれる。
    映画で感動したのならば、是非とも読んでもらいたい。

  • 『転校生』であったり
    『クロノスジョウンターの伝説』であったり
    『未来(あした)の思い出』であったり
    『秒速5センチメートル』であったり
    色々思い出される作品はあるけれども、
    距離だけではない、どうしようもないすれ違い、
    記憶という制限と変えることのできない時間を、
    徐々に育んでいく、お互いを思う強い気持ち、
    二人が交差した奇跡と縁(運命)の力にひかれて、
    ラストまで一気に読み進める(持っていかれる)。

    胸の疼きはどちらも同じだろうけど、
    『秒速5センチメートル』が感傷的で
    甘くない青春・成長、喪失・再生の
    リアルなゴールテープを切る物語であるとしたら、
    本作品は、もどかしい青春、心を刺す絶対の喪失は
    用意されているけど、突き動かす若き行動力、
    ファンタジーの世界の希望を加え、
    これからのスタートラインを迎える希望がある。

  • 切なくて、ちょっぴり泣いた。

    映画も観に行かなくちゃ。

  • 男女入れ替わりのコメディは今時さして珍しくなく、「まぁよくある設定だけど、まぁまぁ面白いかな」くらいの気で読んでいました。途中、三葉と周りの人たちが“全滅”するまでは!

    それ以降は怒濤の一気読み。

    どうするの?どうなるの?の連続で、ページめくりを止められず。

    結果としては映画「バタフライエフェクト」を思わせる、悪い結末じゃないけど、どこか切ない印象でしたが…がぜん映画の方が気になってきたので、そちらで想像の空白部分を補いたいと思います。

  • 2016/08/04
    アニメ映画と並行して書かれたのもあって、視覚的な美しさがあった。時々の比喩が親しみやすくて、透明感があって、好きだった。

    小説版 秒速五センチメートルよりも、小説にして良かった度合いは大きいと思う。

  • 映画観てからにしようか悩んだけど結局先に読んでしまった。でも、ますます映画が楽しみになった。
    物語に則して思ったこといろいろ書こうかなとか思ったけど、引用に登録した作者のあとがきが全てだと思った。これが描かれているからこそ、この作品は自分には眩しく、光輝いて見えるんだなぁと。
    言の葉の庭の雪野先生と思われる人がちらっと登場するのもまたニクい演出。

  • 最初の方は入れ替わる二人をおもしろく読んでいたけど第4章「探訪」からは続きが気になり夢中になって読みました。名前や記憶はすべて消えてしまい大切なことも忘れてしまったけど、それに抗ってそれぞれの時間を生き抜いたから三葉と瀧はまた出逢うことができたのだろうな。ハッピーエンドでよかった。なのにすごく、せつない。新海誠作品は映画を観た事も小説を読んだ事もなく初めてだったけど「君の名は。」は読んでよかった。次は「言の葉の庭」を読んでみよう。映画も楽しみです。

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著者プロフィール

1973年生まれ、長野県出身。
2002年、ほとんど個人で制作した短編作品『ほしのこえ』でデビュー。
2016年『君の名は。』、2019年『天気の子』、2022年『すずめの戸締まり』公開、監督として国内外で高い評価と支持を受けている。

「2023年 『すずめの戸締まり(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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