- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041066607
感想・レビュー・書評
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2024.1.30 読了
柚月裕子さんの作品は登場人物の描写がリアルというか本当に目の前に存在してるみたいに感情移入させられてしまって徐々に解き明かされる真相をあーかなこーかなって想像しながら楽しむというより毎回登場人物の中の誰かを思ってこういう結末であって欲しいと強く願いながら必死で読み進めてる感じがします。
結末は晴れやかでも悲しくてもいつも納得しかない。
今作は、第三話「死命を賭ける」第四話「死命を決する」がとにかく手に汗握る展開で早く結末が知りたくて知りたくて字を追うのがもどかしくなるほどでした。
佐方貞人シリーズ大好きです。
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流石の佐方貞人シリーズですね。
佐方検事の死命感を心底感じました。 -
検事の死命、圧巻。
公判部は、手に汗握る展開。という言葉がぴったりかもしれない。
まさかの事実の表出に、読んでいて鳥肌がたったくらいすごい!!
佐方父の件もきれいに片付き、ああ、本当に良かった。。と心から思う。
英心さん、素晴らしい和尚だな。。
でも。。ここまで検事をまっとうしている佐方さん、やめちゃうんだよね。。。
それが寂しく、検察側にとってかなりの失点だなと思う。
こんな検事がいたら。。
冤罪事件なんてなくなるだろうに。。
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佐方さんを見ていると(読んでいると)、
罪の大小は関係ない、
犯した罪をきちんと償わなければ、人は前に進めない。
加害者も被害者もその周りの人々も。
そう強く感じる。
シリーズも三作目。
毎回グッとくるシーンがあり、読んでいて本当に本当におもしろい。
すっかり佐方さんのファンになってしまった。
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やはりおもしろい。
これを読むと仕事でしっかりと正しいことをやらなくちゃ、と思う。 -
佐方貞人シリーズ第3弾
痴漢の話は長編でイケる内容だったと思う。 -
後半の2話が痛快でした。安倍晋三に読ませてやりたいね。字を読めないのだろうけど。