三毛猫ホームズの推理 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.47
  • (123)
  • (233)
  • (396)
  • (50)
  • (21)
本棚登録 : 2896
感想 : 229
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497814

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読む前は、てっきり猫が喋ったりして事件解決したりする「イロモノ」なのかと思って読まず嫌いしていた。
    中学生か高校生の頃に読んだけど、普通の三毛猫とちょっと頼りない刑事という名コンビの話だった。

    推理小説として読むと連続殺人犯の正体と動機にちょっと納得がいかなかったり、無茶なトリックだなぁと思ったりしなくもない。

    一見暗い話なんだけど、片山刑事始めコミカルでユニークな登場人物達のおかげで明るい雰囲気なのがいい。

    テンポもいいし何回でも読み直したくなる作品。

  • ドラマから入ったというありがちなパターンです。トリックや真犯人はドラマである程度知っていたのですが、原作とは大きく異なる展開もあり、楽しく読みました。ドラマで活躍した兄・ヒロシが原作には存在しないけど、その点も特に気にならなかったし。ヒロ兄さんはドラマ版のみで良し、と思うわけで。実は推理が見つからなくて、先に運動会や感傷旅行などを読んでしまい、そちらには必ずいる石津が推理にはいない。推理にはまだ登場しないのかー。よし、全巻読破しよう。

  • 中学時代、よく読んでいたシリーズ。懐かしいなぁ。。
    家族はTVドラマで、私は本棚から引っ張りだして、あっという間に読みました。 面白かったぁ

  • 保有状況:譲渡&購入日:40179&購入金額:105

  • ドラマは見ていないが、とても読み応えのある推理小説だった。他のシリーズも読んでみたい。

  • ストーリーは面白かったし、トリックは純粋に感動できたのだが全体的に軽すぎかな、と…。文体の軽快さに関してはこれはもう好みの問題だと思う。
    ただこれだけ主人公の身近の人間が死んでるのに片山は1ヶ月でほぼ立ち直っているような感じなのには違和感を覚える。事件中も恋愛メインのようになっていて深刻さは感じない。
    しかし読みやすい事は本当に読みやすく、テンポもいいので「ちょっと何か読もう」という時にはいいのかもしれない。

  • 3回位ドラマ化していたような?
    最近(でもないか?)は嵐の相場くんらしい

  • 登場人物はドラマのイメージとは違いました。もっと年上な感じ。
    時折、登場人物の感性(服装や、塞ぎ込んだときはいい男を眺める、とか)が昔っぽいなって思ったら、30年近く前の作品だったんですね。ストーリー自体は色褪せることなく、楽しんで読んでいけました。
    何より、ホームズがカワイイ!こんな賢い猫と暮らしたいです。

  • 小学生の頃読んで衝撃を受けた気がする。
    そして小さい私の世界は赤川次郎の三毛猫ホームズと、コナンドイルのシャーロックホームズでいっぱいになったんだろうなあ、と思う。
    ・・・20年経ってもミステリー読み続けてるってことは。
    いやあ、子供ながらにこれすごく読みやすかった。
    表紙の絵も好きだったなあ。
    いつからか変わっちゃったんですよね。

  • 一話目でとっても好き☆

全229件中 101 - 110件を表示

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤川次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×