- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041497814
作品紹介・あらすじ
時々物思いにふける癖のあるユニークな猫、ホームズ。血、アルコール、女性と三拍子そろってニガテな独身刑事、片山。二人のまわりには事件がいっぱい。三毛猫シリーズの記念すべき第一弾。
感想・レビュー・書評
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記念すべき三毛猫ホームズの1作目です。
1984年の作品ですが、古さは感じませんでした。
とにかく次から次に事件が起こります。
密室あり、連続殺人あり、恋愛ありとテンポよく進んでいきます。
巧妙に伏線が張られていたことに、読み終わってから気がつきました。 -
複数回のドラマ化もある人気シリーズ一作目。トリックなどに強引さは多少感じるけど、シリーズ化も納得の面白さであった。テレビドラマ版と違うところが多く「原作ではこうなってたのか」という発見があったのも面白かった。
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私が初めて小学生?の時に読んだミステリ小説。
それ以降、ずーっと大好きなシリーズです!
(小学生が読む本かどうかはおいておいて)
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女性恐怖症、高所恐怖症、幽霊恐怖症……。
あらゆる弱点を兼ね備えたダメダメ刑事である片山義太郎。
事件の中で出会った不思議な三毛猫(主人公)のおかげで、人生が変わっていく…!?
主人公の三毛猫が事件の謎解きへと導くミステリー小説!
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ミステリー小説の主人公が猫って奇抜ですよね。
刑事、お前じゃないんかーいっていう。
猫好きのきっかけもこの本です。
シリーズ一作目の本作は、
犯人はなんとなく予想はできましたが、
それプラスで結構驚かされました…まじで…
「あれ!この人!?」
「こっちか〜確かにそうだわ〜」
のオンパレード!(笑)
あと、めっちゃ人死ぬ〜!!!
し、晴美の件はあんまり納得いかない…
その後のシリーズの晴美を見てると、一作目の件って夢だったのでは?と思いますね。
とにかくホームズが可愛い作品です! -
とても読みやすく、気がついたら惹き込まれていました。
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おそらく30年くらい前に読んで、久しぶりに読みたくなり再読。いやあ、ほとんど何も覚えていなかった(笑)。
現代と照らし合わせると、非常式なことばかりで、特にコンプラ上、ダメでしょうのオンパレード。でもサクサクと読めて、どんでん返しもあって、エンターテイメント性は顕在だなと。
これをきっかけにシリーズものを読んで現代までどう変わっていくのか、読み比べていきたい。 -
初めから読み直したいと思うくらい、読了後満足感があった。
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久しぶりに再読。やっぱり面白い。
個人的には、読後よりも読んでる最中の楽しさが圧倒的に勝る作品。
・読んでて画が浮かびやすい
・登場人物の数が程よい
・ベタな恋愛要素
・サラッと流せるギャグワード
・猫
あと字数も少なめだから、サクサク読めるのも良い。
犯人の動機や、恋の結末はかなりえーーって感じだったけどトータルでは十分面白かった。
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読みやすい本格推理小説。
トリックに関しては考えつくもの。ただ、新本格ミステリの始まったばかりの時代を築いてきた1作なのはまちがいない。