三毛猫ホームズの推理 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2886
感想 : 227
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497814

感想・レビュー・書評

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  • 昔読みました。

    • 2-s-hiroseさん
      ずいぶん昔読みました。
      ずいぶん昔読みました。
      2014/07/17
  • お嬢さんというあだ名を持つ警視庁の刑事・片山は女子大生殺人事件の捜査で羽衣女子大を訪れる。
    そこで片山は一匹の三毛猫と出会う。その名もホームズ。ホームズは手術で子宮を取ってから、時々物思いにふけるようになった。

  • 中盤くらいまで、えらく淡々とした推理小説だなと思っていた。ところが終盤(p.266あたり)の出来事から一気に惹き込む力が強くなり、平日の深夜だというのに読み終わるまで本を置けなかった。最後に突然新設定が暴露されるものと違って自分でも推理に参加できる正統派(?)ミステリー。

  • 高校生の時、クラスメートから借りてこの本を読んだのが、読書にハマった始まりでした。それまでは今でいうライトノベルしか読んでいなかったのですが、大人向けの小説がこんな読みやすいとは知らなかったので、次々と赤川次郎を読みました。後から知ったら赤川次郎の読みやすさが特別だったのですが、やはりあの読みやすさはこの方の魅力だと思います。

  • 中学だったか高校だったか、一時期 赤川次郎の本を読みまくっていた。

    さくっと読めて面白い。

    シリーズものだからしかたないのだろうけど、
    毎回人物紹介のくだりがあるのがちょっと嫌だった。

  • はじめての赤川次郎作品。もう本当に彼の術中にはまってしまった。
    登場する「最新の女子大生」は、出版年が古いのですべて古く感じたが、そんなことはこの際問題ではない。問題に感じさせないほどに面白いから。
    ミステリーなのにどこか足取りが軽い作品。さくさく読めるし人間関係も絶妙だ。
    片山の人間性もうまく表現されているし、登場する女性たちはすごく魅力的。言葉づかいは古くても、そういうことは問題じゃない。どの時代も心なんだと思う。
    心と心で人が繋がっているから初赤川作品にも惹かれたと感じる。
    この作品はとにかく最初から最後までエロいんだけれど、そういうことも温かく楽しめるくらいには片山が良いキャラしている。
    次の作品もはやく読みたい!!

  • いろんな事件が解決されるのがおもしろかった。

  • ドラマが放送し終わってずいぶん経ちやっと読み始めた。次郎さんにしては少々分厚い、大人気シリーズ。あと40冊以上あると思うと気が遠くなる。いろいろな表紙で出版されているが、一番新しい表紙が好きなので統一してくれないかと思っている。
    主人公はお嬢ちゃんと呼ばれるような優男。相葉ちゃんにぴったり。血なまぐさいのが苦手で、そこから縁遠い女子大生援助交際疑惑について調べるが、結局人は死ぬわけで。しかも結構悲惨な形で。三姉妹探偵シリーズのような、ゆるーい主人公周りと事件の悲惨さのギャップが次郎ワールドなのだろうか。

  • 読書録「三毛猫ホームズの推理」5

    著者 赤川次郎
    出版 角川文庫

    P21より引用
    “むしろ、今度のように変質者に会う危険や、病気を移されたり
    妊娠したりする可能性があるから、あまりいい商売ではないと言
    い聞かせますね”

     目次から抜粋引用
    “羽衣と殺人
     猫と刑事
     刑事と恋人
     終りと始まり”

     警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの三人
    が主人公として初めて世に出た、長編ミステリー小説。人気シ
    リーズはここから始まった。
     気軽なアルバイト感覚で売春をしていた女子大生が殺された、
    捜査に派遣されたのは血を見ると貧血を起こすという、およそ捜
    査一課には不向きな刑事の主人公・片山義太郎28歳…。

     上記の引用は、被害者が通っていた大学の文学部長一言。
    打算的かも知れませんが、人生においての足し算引き算で、マイ
    ナスになる結果を出さないためにも、よくよく考えて行動したほ
    うがいいように思います。
     シリーズでお馴染みのキャラクターはまだ出揃っていませんが、
    第一作でほぼ完成形と言ってもいいのではないでしょうか。

    ーーーーー

  • 2012.6.24 推薦者:鯖(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-149.html

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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