三毛猫ホームズの推理 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2886
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497814

感想・レビュー・書評

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  • すいません。トリックも犯人も途中で分かってしまいました。そういう意味でも80年代テイストたっぷりでした。

  • 内容を覚えていなかったので、BOOKOFFで100円で購入し、再読。第1弾だからか、片山がやけに女慣れしているような感じ。追跡の第2段などのほうがもっと女性が苦手な感じを受けた。

  • 詰め込み過ぎじゃないかなぁ
    殺人鬼があの人で、しかも妹の恋人で云々まで行くとおいおいとしか…

  • ■書名

    書名:三毛猫ホームズの推理
    著者:赤川 次郎

    ■概要

    時々物思いにふける癖のあるユニークな猫、ホームズ。血・アルコ
    ール・女性と三拍子そろってニガテな独身刑事、片山。二人【?】
    のまわりには事件がいっぱい。
    (From amazon)

    今回は、女子大で起こる、売春、殺人、賄賂事件が複雑に絡み合い
    ます。

    ■感想

    三毛猫ホームズシリーズ、記念すべき第一作目です。
    懐かしいですね。
    内容は、何にも覚えていませんが、主人公や妹の名前だけは覚えて
    いました。
    この本の初版が出たのは、1978年なんですね。
    私よりも年上なんですね・・・凄い事です。

    推理小説として、読みやすくかなりの完成度だと思います。
    完全なネタバレですが、登場人物の主役と妹以外の全員が
    「犯人、被害者」のどちらかですからね。
    これ、恐らく初見で犯人とトリックを当てられる人はいない
    と思います。

    これ、間違いなく当初は連載なんて考えていませんね・・・
    だって、主役の上司と同僚、両方殺しちゃうんだもん。
    シリーズ化考えていれば、絶対こうはしないでしょう。
    (現実に、次の巻以降、上司、同僚は安定しているようですし・・・)
    こういうのも、一冊目ならではの面白さですね。

    読みやすく面白いので、何冊かまた読んでみたいな~と思いはじ
    めています。
    (以前は、20冊ぐらい読んだと思うのですが、いかんせん、何も覚
    えていません・・・・)

  • 探偵の設定と、トリックが斬新。

  • この人が犯人かなと思って読んでいたら、意外な人が犯人だったり、最後にはキャラクターの関係性が色々とわかって、面白く読みやすい本でした。

  • 女子大生連続殺人事件、食堂の机や椅子が消失、妹の晴美の不審な行動、爆弾事件、売春、密室殺人・・・
    それらが最後になるにつれて、解き明かされる。

    最後の女子大生殺人事件の犯人が、う〜んってなった。

  • 三毛猫ホームズ シリーズ1

  • 読む前は、てっきり猫が喋ったりして事件解決したりする「イロモノ」なのかと思って読まず嫌いしていた。
    中学生か高校生の頃に読んだけど、普通の三毛猫とちょっと頼りない刑事という名コンビの話だった。

    推理小説として読むと連続殺人犯の正体と動機にちょっと納得がいかなかったり、無茶なトリックだなぁと思ったりしなくもない。

    一見暗い話なんだけど、片山刑事始めコミカルでユニークな登場人物達のおかげで明るい雰囲気なのがいい。

    テンポもいいし何回でも読み直したくなる作品。

  • ドラマから入ったというありがちなパターンです。トリックや真犯人はドラマである程度知っていたのですが、原作とは大きく異なる展開もあり、楽しく読みました。ドラマで活躍した兄・ヒロシが原作には存在しないけど、その点も特に気にならなかったし。ヒロ兄さんはドラマ版のみで良し、と思うわけで。実は推理が見つからなくて、先に運動会や感傷旅行などを読んでしまい、そちらには必ずいる石津が推理にはいない。推理にはまだ登場しないのかー。よし、全巻読破しよう。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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